こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
本日の一冊は、コラージュを心理療法に活用した
『コラージュ療法 実践の手引き』です。
コラージュ療法は、ピカソからはじまるコラージュとは、
また違う発展を遂げてきたものだそうです。
心理療法の砂遊び、河合先生の箱庭療法。
ここから着想を得て、持ち運べる、箱庭というコンセプトで、
発展させたのが、森谷先生の『コラージュ療法』だそうです。
臨床的にもいろいろと実験がなされていて、
コラージュを作ることにより、心理的に変化が生じ、
不登校だった子が復学をしたり、ネガティブで何もできなかった人が、ポジティブに変わったりと
ある一定の効果があるようです。
この『コラージュの見方・読み方』は、コラージュ療法よりも後に書かれた本でより、
いろんな現場での、コラージュによる実験の結果が書かれています。
具体的な事例も多いので、自分が作ったコラージュを分析、解析することができます。
全体的に、コラージュというのが心理の臨床の部分で使われていること。
ユング的なアプローチも多いことから、主流ではないと思われますが、
非常に、可能性を感じるなと印象でした。
コラージュ療法はもう少し調べてみようと思います。
また、何かわかり次第、記事にしてみますね。