こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
本日はより、読書を記憶に残すための方法です。
みなさんは、本を読むのに、どのくらいの時間をかけていますか?
だいたい1冊のビジネス書を読むのに、2時間~3時間といわれています。
こうした本をがんばって、読む。
いいなぁと思って、そのあと、4回読むより、
1回読んで思い出す練習を3回した方が記憶に残るのはご存じでしょうか?
自分がどの程度知っているのか?
自分に質問をかけて、思い出せるかどうか確認をすること。
自分がすでに学んだこと、これから学びたいことについて質問をするという検索学習は、
記憶に関するここ数年の文献でよく取り上げられる。
ワシントン大学心理学部教授のヘンリー・ローディガーらによる
「検索練習」の実験では、被験者グループが同じ文章を四回読む。
別のグループは一回しか読まないかわりに、3回思い出す練習を行う。
後日、この二つのグループを追跡調査したところ、
思い出す練習をしたグループのほうがはるかによく文章を覚えていた。
情報を反復的に繰り返し読むよりも、思い出す試みをした方が記憶に残る。習得率が高いのだ。
この思い出す方法は、紙に書いてもいいし、
紙を使わず、心の中で思い浮かべるだけでも非常に効果的だ。
検索学習は自分がどのくらい知っているのか?
何を思い出しづらいのか?
何と混同してでなくなるのか?
どうすれば、思い出しやすくなるのか?
さまざまなテストができる。自分の頭と心の中にある
記憶の箱をチェックすることができるので、すぐれた自己フィードバックだ。
私は覚えたいものがあるときには、必ずセミナー資料にいれる。
そうして、そのセミナー資料を本番前に必ず目を通して、内容をゼロから思い出せるのかチェックする。
また、本番という試験が資料にいれることにより、
毎回あるので、そこで、自分のコンディション、記憶の度合いが確認できる。
さらに、セミナーで、この内容が受講者にとって有益なのか?そうでないのか?
反応という、外部フィードバックを受けることで、絶えず、修正することができている。