こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
本日ご紹介の一冊は、質問の一冊。
読書する時に、「どういうような問いを作ったらいいか」。
こういう質問を受けるわけです。
今日は、ちょっと質問づくりの本でいいのはないかなと思ってたところですね、
思い出した一冊があるので、その本をご紹介します。
そもそも、読書する時に、
著者の意見を正しく理解することが読書だ。
最初の一行目から最終ページの最終行まで読むというのが読書だ。
本を読んで、著者の意見を理解しないといけない。
こういう風に思ってる人って多いですよね。
でも、じっとそういう人を見るとすごく抜けていることがあるんですね。
それは何かというと「問」です。
そういう風に考えて、著者の意見を正しくつかめているのか。
この本の論旨は、、、本を読んだ後にハッキリ伝えられるかというと、
それができない人って多いですよね。
なぜか?
それは、著者がそもそもその本に書くに至った「問い」に注目していないから。
著者がなぜ、その本を書かなければいけなかったのか?
著者はどういう思い持ってその本を書いたのか?
どういう問いがあって、そのような結論に至ったのか?
意外と知らないんですよね。
今日ご紹介の一冊は、質問の効力を知れる一冊になっています。
『すべては「前向き質問」でうまくいく』
著者のマリリー・G・アダムスさんという方は、エクゼクティブ・コンサルタントで、
質問のあり方を変えることによって、ものの見方、考え方、行動が変わった経験があった。
その考えをどのようにしたら、もっといろんな人に知ってもらえるかと思って、
本書を書いたそうなんです。
これは僕自身がずっと自分のメンター「神田昌典さん」を見てて、
神田昌典さんの一番の能力っていうのは何なのかな人のか?
それは、「本質を導き出す質問力」なんですね。
ここが、なかなかねこの人、すごいよ。
ここにフォーカスに持っていくための質問ができるんですよね。
本当にうまいなと思っております。
だから、「人生の質というのは、質問の質で決まっている」と私思っているのですよ。
本書の中でも、伝えられているのが質問力。
「偉大な成果っていうのは偉大な質問から始まる」
「問題を解決する一番良い方法は優れた質問を考えること」
自分の身に起こったことから何かを学ぶ気持ちを持つ
自ら必要な変化を起こす
こう第一章に書かれているんですね。
この本の中では、自分がいま、批判者になっているのか?
それとも、学ぶ人になっているのか?選択の地図という図があって、
そこで、質問をしながら、自己をみていく。
また、コミュニケーションでも、自分本位になってないかな。
意見ばっかりになってないか?質問8割、意見2割のコミュニケーションになってないかな?
質問を事例にとりながら、少し物語仕立てで学べるわけですね。
もし、あなたがいま、なんかぱっとしないなぁというのであれば、
それは、質問が弱いのかも。
ちょっと古い本なんでね Amazon 等で
見ていただければなという風に思っております