こんにちは、レゾナンスリーディング、

渡邊康弘です。

 

『言葉の力を高めると、夢はかなう』のセミナーを

やってみて思うのは、やっぱり、ここだなぁと思うところ!!

 

 

 

今日も、ワクワクについて解説していきます。

 

 

 

「ワクワクの飢え」を 身近な小さなことで満たしていく

 

 「やりたい」「ワクワク」という欲は、胃袋に似ている。  

たとえば、あなたはとても空腹状態だとしよう。  

 

こんなとき、お腹 に入れるのは何だってよくないだろうか?  

 

コンビニ弁当でもおにぎりでも、とにかくこの空腹を満たせるのであれば、何だっていい。そんなことはないだろうか?  

ワクワクも同じだ。いきなり、大きいワクワクや未来を思い浮かべようとしても、

そうはいかない。だって、ワクワクの胃袋が空っぽだ

このとき、ワクワクの書き出しを行えば、自分のやりたいことも出てこないのかと、ガッカリする。  

こんなときは、 身近なことや小さなこと、現在のワクワクを考えることが効果的だ。 どんなワクワクでもいい。

やりたいことを書いてみる。 

 

「映画を見たい」「カフェに行きたい」「レストランに行きたい」「文具を買いたい」「手帳を買いたい」「本を読みたい」「美術館に行きたい」「友だちとごはんに行きたい」「服を買いに行きたい」「神社に行きたい」「ゆっくり寝たい」「デートしたい」……。  

 

なんだっていい。

 

どんな小さなことでも、まず書き出してみる。少しずつ書き出す。

すると、しだいに、ワクワクの飢えが収まってきて、いろんなことが思いついてくる。

少しお金のかかることや、時間のかかることが浮かんでくる。   

 

浮かんできたら、言葉を「~したい」から、断定形「する」か、完了形「した」にする。

 

 「映画を見る」「カフェに行く」「国内旅行に行く」「海外旅行に行く」「一流ホテルに泊まる」「体重を落とす」「毎日運動する」「ヨガをする」「毎日筋トレする」「テニスをはじめる」「バイオリンを習う」「パソコンを買う」「自炊する」「ブログを毎日書く」「プロフィール写真を撮ってもらう」「本を年間100冊読む」……。  

 

こんなふうに書き出してみると、 ちょっと無理かなということも具体的に思い浮かんでくる。 思い浮かぶままに書き出してみる。

 

 「ハワイ島に行く」「ザ・リッツ・カールトン京都に泊まる」「伊勢神宮に行く」「ブロードウェーにミュージカルを見に行く」「宝塚大劇場の最前列で観劇する」「子どもたちとクルーズ旅行をする」「フルオーダースーツを作る」「パートナーと黒川温泉に旅行する」「コミュニティカフェを開業する」「ホノルルハーフマラソンを完走する」

 

 

書き出したワクワクを 確実に具現化する方法①  

 

 

ワクワクは書き出したあとが大切。   書いたワクワクを分類して、かなえやすい状態に加工しよう。 

そのためには、つぎのステップをやってみてほしい。 ワクワクのリストを具現化する

ステップ1 夢の分類 

ステップ2 願望実現のマトリックス 

ステップ3 「すること(DO)」「所有すること(HAVE)」 「であること(BE)」 

ステップ4 実行計画  

 

ステップ1の「夢の分類」から解説しよう。  

夢と一概に言っても、幻想→夢→目標→予定の4段階に分かれる。

これは、よく自己啓発のセミナーで取り扱われる。  

幻想は、何も実現しない状態。  

夢は、幻想の具体化。  

目標は、夢に日付が入ったもの。  

予定は、目標が習慣化したもの。  

このようにわけられる。  

 

つぎにステップ2の「願望実現のマトリックス」を解説しよう。   

夢は、横軸「稼ぐ力」(お金)と縦軸「人を巻き込む力」(影響力)で分類 でき、

この分類で、可能性度合いを見ることができる。 C:ひとりで可能でお金のかからない

 ここで重要になってくるのは、お金のかからないものと、お金のかかるものの線引き。

あなたはいくらのお金だと無理なくすぐ使えて、いくらのお金だと、負担に思うのか?  

これを調査したところ、どんな年代も1か月に平均2万円までなら無理なく出せることがわかった。

 

学生も、社会人も、結婚したての夫婦、主婦も2万円なら、なんとかなる。  

 

しかし、2万円以上は負担になる。

 

だから、 20 万円、 30 万円のものを買うには、 10 か月、 15 か月何かをがまんして 貯めることが必要。  

 

書き出したワクワクを、C、B、A、Sと分類しよう。  

分類する際に、どれくらいの予算が必要かイメージできないものは、調べる。

そして、 だいたいいくらするのかという予算を書く のが大事なのだ。 

 

 

書き出したワクワクを 確実に具現化する方法②  

ステップ3の「すること(DO)」「所有すること(HAVE)」「であること(BE)」を解説しよう。   

 

あなたが書き出したワクワクを、「すること(DO)」「所有すること(HAVE)」「であること(BE)」に分類する。

 これは、マイク・マクマナス著『ソース』の夢や願望の分析方法だ。たとえば、このようにわける。
 

DO:「ハワイ島に行く」「ザ・リッツ・カールトン京都に泊まる」「伊勢神宮に行く」「宝塚大劇場の最前列で観劇する」「子どもたちとクルーズ旅行をする」「ホノルルハーフマラソンを完走する」「国際ブックフェアに行く」 

 

HAVE:「BMWを購入する」「フルオーダースーツを作る」「エステサロンを所有する」「フルサイズ一眼レフカメラを購入する」 

 

BE:「パートナーと幸せな家庭を築いている」「年収1000万円になる」「英語で日常会話できる」「本を出版し、ベストセラー作家になる」  こうやって見てみると、本質的なものは、「こうありたい」という自分の姿(BE)だと確認できる。   本当のワクワク、心からのワクワクは、DOやHAVEにはなく、「こうありたい」というBEであることが多いからだ。  

 

そして、最後のステップ4「実行計画」だ。  ワクワクリストの中から、ひとつずつ選んで、実行する計画を立てる。  

DOやHAVEは1回で終わるものが多いので、考えやすい。 

 

ワクワク :ワクワクリストから体験したいことを選ぶ 

小さな1歩:最初の行動 

2歩目  :つぎの行動 

3歩目  :そのつぎの行動 

いつ   :いつ行動するのか どこ   :どこで行動するのか 

所要時間 :どのくらい時間がかかるのか

 予算   :どのくらいの費用がかかるのか 

だれ   :だれと一緒に行くのか 

感情   :どんな感情を得られるのか  

 

たとえば、私は、ドイツフランクフルトの国際ブックフェアに行くというワクワクをかなえたとき、こういうふうに考えて実際に行った。 

 

ワクワク :国際ブックフェアに行く 

小さな1歩:ドイツ行きのチケットを調べる 

2歩目  :500円玉貯金でお金を貯める 

3歩目  :航空券の予約、宿泊施設の予約 

4歩目  :現地に行く いつ   :2017年 10 月 

どこ   :ドイツ、フランクフルト 所要時間 :トランジットで約 20 時間 

予算   :航空券 10 万円前後、宿泊 10 万円前後 

だれ   :ひとり、現地で出版社やメンター、作家と会う 

感情   :夢達成のイメージを得る。本の楽しさ、すごさを体感する  

 

夢を達成している人の頭の中は、このようになっている。  

 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部のショーン・ヤング教授は、

 このように「目標を小さく刻む力」が、ステップと目標の達成に向かって行動を続けやすくし、

夢を実現できるようになると言っている。  そして、ここで出てきた内容も、ワクワクの一部なので、

ワクワクリストに追加して、手帳やGoogleカレンダーにいつ行うのかを転記することが大切