こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
 
久しぶりにドハマリしてしまう洋書に出会いました。
本書は、今年読んだポピュラーサイエンス系の本で、
もっとも、お気に入りの一冊。
 
著者は、ベンジャミン・ハーディー博士。
日本でも、今年の1月に『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』
(洋書名:『Willpower does'nt work』 直訳 「意志力は働かない」)

 

 

この本の原書にあったときに、衝撃が走って、

うわーこの本おもしろそうって、軽く読んだっきりじっくり読む前に、

自分の原稿に追われて気づいたら、大好きなサンマーク出版さんで、翻訳。

 

しかも、私の本と出版の時期がもろかぶり、いやぁ、痛いタイミングに出たなぁと

思っていたんだけど、今年の6月に、どうやら新しい本が出るらしいって、、、

 

そのベンジャミン・ハーディー博士の最新作が、私がいまドハマりしている本。

 
 
 
これは、めちゃめちゃおもしろいんだけど、
英語が苦手な人もいるから、少しずつ解説していこうと思う。
 
本書は、「性格」や「私らしさ」という闇に迫る一冊。
人はどうしても、星占いや、性格テストといわれているものを参考にして、
私らしさや、私という性格を判断する。
 
あたかも、それが、私というすべてで、固定化されて、不変的であるかのように。
何型?誕生日は?
 
A型だったら、几帳面で、O型はおおざっぱ、B型は自己中心的といった、
固定観念も華々しいし、これが通用するのは日本がたまたま、
バランスよく、血液型がわかれていることは、あまり知られていない。
 
また、星占いだってそうだ。さそり座だったら、うお座だったら、、、
それって、さそりっぽいよねとか?水瓶座だよねとか、、、、、
 
そして、そこだけで判断する。インド占星術ならまだしも、、、
誕生日だけで、運命があたかも決まっているかのように、話す。
そういう人は、コロナを予言できましたって、後からいう。
おいおいって思ってしまう。
 
本書は、そうしたことに、科学的なメスをいれてくれる。
 
いわゆる性格テストといわれているものは、永久的でないし、
あなたという、いまの性格も不変的でない。
 
あなたがいまのあなたというイメージは、幻想だ。
 
あなたが、変えようと思えば、変えられることを
本書は証明してくれる。
 
何より、ハーディー博士に共鳴できるのは、ハーディー博士自身が私と同じように、
自ら、自分を変えようとして、自分のなりたい性格に自らの努力、
周りのサポートを受けて、変えられたことだ。
 
本書では、あまりに悲しい、性格テストに翻弄された
ハーディー博士の恋愛や、生い立ちから始まる。
 
そして、本書の章立てとしては、
 

序章 性格テストは、私の人生を台無しにした

1 性格という神話

2 性格の真実

3 あなたのトラウマを変容させる方法

4 あなたの物語をシフトさせる

5 あなたの潜在意識を強化する方法

6 あなたの環境を再設計する

 

という内容になっている。

 

どっかの自己啓発本ですでに見た内容だが、

中身は全然違う、私も最新の認知心理学や脳科学の論文やら、最新の研究の動向を見ているが

さすが、ハーディー博士というぐらい、感動してしまう、参考文献リスト。

 

そして、引用から、結論の導き出し方など、本当に美しい。

 

さすがは、2015年から2018年までの3年間、当時、世界最大のオンラインプラットフォームの1つである

Medium.comで全世界でナンバーワンのライターを獲得したことだけのことはある。

 

いやぁ、本書の翻訳本が楽しみ。

 

気が向いたら、また、章立てにあわせて要約をアップしていきますね^^