こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
この記事はある種、自戒のために書いています。
最近、コミュニティ、オンラインサロンという言葉もいろんなところで
目にするようになってきましたね。
またオンラインサロンということも、増えてきて、
いろいろなコミュニティに所属できる時代となってきました。
会社を意味するカンパニーは、
語源は後ラテン語の compāniōn で、
ともに(com)パン(panis)を食べること(ion)という意味。
昔のコミュニティも、もとはコミュニケーションにあって、
communicate(伝達する)→ラテン語動詞communicare、
原義は「共有のものにする」。
一緒に共有できるというのがやはり語源からみて
大切なことです。
何年か前に、自分のビジネス経験をみて気づいたのは、
私が関わってきたビジネスのほとんどがコミュニティビジネスだったこと。
だから、成長するコミュニティとそうでないコミュニティが
一瞬にしてみるだけでわかるのです。
数多く増えてきたコミュニティ。
今日はその中で、成長するコミュニティとそうでないコミュニティ。
どんなコミュニティには所属してよいのか?
どんなコミュニティに所属すれば、成長できるのか?
その条件をお伝えします。
成長するコミュニティの三条件
・コミュニティ主催者より、コミュニティの中から飛び出す人がいる
・最初から実力があったのではなく、コミュニティの中で成長し、飛躍していく
・主催者は、コミュニティに所属する人の支援を徹底している
1.コミュニティ主催者より、コミュニティの中から飛び出す人がいる
まず、伸びる、成長していくコミュニティには、
必ず、コミュニティ主催者より、飛躍していく人がコミュニティ内から現れる。
このことにつきます。
コミュニティの良し悪しは、その中から、成長していく人がどれだけでたのか?
それに尽きるのです。
もちろん、そのコミュニティの主催者がすべてその人たちを作ったとはいえません。
大半が、本人たちの努力でしょう。
しかし、成長していくコミュニティというのは、やはり、コミュニティが居心地のよく、
その中から、どんどん成長していく人が現れていくのです。
よく事例で、幕末の松下村塾があげられます。男性は大好きでよくこの事例を出すわけですけれども、、、
なぜ、松下村塾が取り上げられるかというと、その門下生が次々とのその後の明治を作ったわけだからですね。
松下村塾の塾長は、吉田松陰。門下生には、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋、品川弥二郎、山田顕義。
先生の意思を次いで飛躍していったのです。
次のポイントは、やはりコレ。
コミュニティに所属する前の能力は、関係なく、誰もがチャンスがあるというのです。
これは学習塾と似てますね。最初から実力のある生徒を刈り取って、合格実績としてあげる塾。
それとも、一から丁寧に教えて、生徒を育てて、名だたる学校へと合格させる塾。
前者は、合格実績の広告をバンバン打ち出していく。
後者は、口コミで密かに広がっていく。
やはり、今の時代、成長していくコミュニティは、やはり後者の方です。
前者のコミュニティは、実績が欲しいから、必要に実績をもとめます。
年間のレポート提出や、どれだけの実績があったのか?
結局、コミュニティを成功したようにみせたければ、参加する人の中から
後者のコミュニティは、その人の才能を伸ばしていくためにヒアリングをしていきます。
結局、大切なのは、そのコミュニティに所属することで、
ワクワクして、楽しくて、自然に自分の才能に気づけるということです。
コミュニティ運営者としては、最初からうまくいっている人に、スポットライトをあてて、
そして、あたかも成功しているように見せればいい、そう思っている人が多いのも事実です。
3つ目の条件は、やはりコレですね。
主催者は、常に、所属者の才能を支援する場づくりを徹底しているんです。
この人の伸びるなと思ったら、その人が伸びる環境を作る。
その人と話して、「隠れている才能」にスポットライトをあてていく。
では、どういう風に主催者は、その人の「隠れている才能」を見分けているかというと、
その能力を発揮しているときの、その人の周りにいる人たちの様子です。
笑顔である、活気である、自然と笑いが飛び出す
こうしたことが起こってきたら、その人の才能が発揮されているんですね。
松下村塾って非常に有名ですけど、実際に吉田松陰がやってたのって、二年に満たないんですね。
二年にも、満たないのに、吉田松陰がどのように、門下生に接したかというと、
やはり、その人の才能を発掘していたんです。
吉田松陰が、久坂玄瑞に送った手紙の中には、伊藤博文をこう評していたそうです。
「利助(博文)亦進む、中々周旋家(政治家)になりそうな」
また別の手紙では、
「才劣り学幼きも、質直にして華なし、僕頗(すこぶ)るこれを愛す」
17歳の伊藤博文に対して、吉田松陰は、この国を動かすほどの才を
すでに見極めていたんですね。
主催者の役割は、そのコミュニティに所属する人の「才」を見極める、発掘すること。
以上の三つが、私にとって成長する三つの条件です。
私のレゾナンスリーディングはこうしたコミュニティでありたいと日々努力をしています。
レゾナンスリーディングに参加された方から
うれしい報告がたくさんあってありがたいです。
本も出版される方も続々です^^
みなさんの関わるコミュニティはいかがでしたか?
そして、これからコミュニティを作っていかれる方は
ぜひ、この三つを心がけてくださいね。
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