(ブランドの力はその広がりに反比例する。)
第2章 収縮の法則
(フォーカス(焦点を絞り込む)する時、ブランドは強力になる。)
(ブランドが誕生するのは広告ではなく、パブリシティによってである。)
(いったん誕生したブランドは、その健康を維持するために広告を必要とする。)
(ブランドは消費者の頭の中に自分の言葉を所有する努力をすべきである。)
(あらゆるブランドの成功の鍵を握る要素は本物訴求である。)
(品質は重要だけれど、ブランドは品質だけで築かれるものではない。)
(リーディング・ブランドはブランドではなく、カテゴリーを売り込むべきだ。)
(結局のところブランドとは名前のことである。)
(ブランドを破壊する最も簡単な方法は、あらゆる商品にそのブランド名をつけることである。)
(カテゴリーを築くには既存ブランドが他の競合ブランドの参入を歓迎する必要がある。)
(失敗に至る一番の近道はブランドに総称的な名前をつけることである。)第13章 企業の法則
(ブランドはブランドであり、企業は企業である。両者の間には大きな違いがある。)
(ブランディングによって構築されたものがサブブランドの導入によって破壊される場合がある。)
(第二のブランドを発進させるには時と場所を選ばなくてはならない。)
(ブランドのロゴタイプは目にフィットするようにデザインすべきである。両眼にである。)
(ブランドは競合とは反対の色を使うべきである。)
(グローバルなブランド構築に障壁はない。ブランドに国境があってはならない。)
(ブランドは一夜では築かれない。成功は何年単位ではなく、何十年単位で測定される。)
(ブランドは、ごく稀に、そして細心の注意を払えば変更できることがある。)
(どんなブランドにも永遠の生命はない。多くの場合、安楽死がベストな答えである。)
(ブランドの最も重要な側面は一つのものを追い求めるひたむきさである。)
それでは心に響いたポイントをみていきまよう。
ラインの延長は短期的には売上げを増やすかもしれないが、
これはブランディングの思想とは相反している。
いい結果は、ビジネスを拡張するよりも収縮させる時に生まれる。
小売業のほとんどのカテゴリーキラーは、一様に次の五段階のパターンに従っている。
1.焦点を絞り込む。
2.製品を豊富にストックする
3.安く仕入れる
4.安く売る
5.当該カテゴリーを支配する。ブランディング・プログラムの究極の目標は、
カテゴリーを支配することである。
「ブランドの焦点を絞り消費者の頭の中に一つの言葉を所有することによって
どれだけの市場を創造することができるだろうか?」
ブランディングの最も効果的で、実り多く、役に立つ側面とは
新しいカテゴリーを創造することである。
言い換えると焦点をゼロにまで絞り、まったく新しい何かを始めることである。
ブランドとは何かを突き詰めてゆくと、それは顧客の頭の中に刻まれたアイデアであり、
特徴であり、典型的顧客像であるということになる。
サブブランディングは当該ブランドをその正反対の方向に導く考え方である。
サブブランディングはブランディングが築いたものを破壊してしまう。
あなたのブランドは人々の頭の中で単純にして絞り込まれた何かを
表わしていなくてはならない。このような限定こそがブランディング・プロセスの本質的なポイントである。
(何年単位ではなく何十年にもわたる)一貫性を伴った境界の設定によってブランドは構築される。
ブランドとは何だろう。
それは顧客の頭の中にあなたが所有するただ一つのアイデアないしはコンセプトである。
それはそれほどまでに単純であり、それほどまでに厄介なものである。
いやぁ、本当に、名著ですね。
このブランディング22の法則を、しっかりバイブルとして、
心に刻み、行い続ければ、どんなビジネスも永続的に成長しつづけられるように
感じられます。
事例は古いけど、とてもおすすめな一冊です。
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