こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
 
GWを過ぎて、その後にきた土日も過ぎて、
今日から、いろんなものが動きだしている
そんな方も多いですよね。
 
徐々に、感染者数が減ってきてはいるものの、
まだまだ、自粛に意識を、そんなタイミングです。
 
何かはじめたい。
新しいことをやりたい。
いままでとは違う何かをしたい。
 
アフターコロナの世界では、いま行われている
テレワーク、リモートワークの働き方は必須となりそうですし、
そうなった場合、今まで以上に、
本業に加えて、副業をはじめる、そんな方も増えていくことでしょう。
 
本日紹介の一冊は、そんなこれからビジネスをはじめていく、
いまのビジネスをやっている人におすすめの一冊。
 
ブランディングのバイブルともいうべき
『ブランディング22の法則』です。
 
 
著者のアル・ライズ氏は、世界でも最も著名なマーケティング戦略家の一人で、
これまでの数々の名著を世にだしています。
 
 
今回は、その数々のなかでも、私が15年間読み続けている一冊。
『ブランディング22の法則』です。
 
ブランディング22の法則は以下のとおりです。
 
 
第1章 拡張の法則
 (ブランドの力はその広がりに反比例する。)

第2章 収縮の法則
 (フォーカス(焦点を絞り込む)する時、ブランドは強力になる。)
 
第3章 パブリシティの法則
 (ブランドが誕生するのは広告ではなく、パブリシティによってである。)
 
第4章 広告の法則
 (いったん誕生したブランドは、その健康を維持するために広告を必要とする。)
 
第5章 言葉の法則
 (ブランドは消費者の頭の中に自分の言葉を所有する努力をすべきである。)
 
第6章 信用力の法則
 (あらゆるブランドの成功の鍵を握る要素は本物訴求である。)
 
第7章 品質の法則
 (品質は重要だけれど、ブランドは品質だけで築かれるものではない。)
 
第8章 カテゴリーの法則
 (リーディング・ブランドはブランドではなく、カテゴリーを売り込むべきだ。)
 
第9章 名前の法則
 (結局のところブランドとは名前のことである。)
 
第10章 ライン延長の法則
 (ブランドを破壊する最も簡単な方法は、あらゆる商品にそのブランド名をつけることである。)
 
第11章 協調の法則
 (カテゴリーを築くには既存ブランドが他の競合ブランドの参入を歓迎する必要がある。)
 
第12章 ジェネリックの法則
 (失敗に至る一番の近道はブランドに総称的な名前をつけることである。)第13章 企業の法則
 (ブランドはブランドであり、企業は企業である。両者の間には大きな違いがある。)
 
第14章 サブブランドの法則
 (ブランディングによって構築されたものがサブブランドの導入によって破壊される場合がある。)
 
第15章 兄弟の法則
 (第二のブランドを発進させるには時と場所を選ばなくてはならない。)
 
第16章 形状の法則
 (ブランドのロゴタイプは目にフィットするようにデザインすべきである。両眼にである。)
 
第17章 色調の法則
 (ブランドは競合とは反対の色を使うべきである。)
 
第18章 国境の法則
 (グローバルなブランド構築に障壁はない。ブランドに国境があってはならない。)
 
第19章 一貫性の法則
 (ブランドは一夜では築かれない。成功は何年単位ではなく、何十年単位で測定される。)
 
第20章 変更の法則
 (ブランドは、ごく稀に、そして細心の注意を払えば変更できることがある。)
 
第21章 寿命の法則
 (どんなブランドにも永遠の生命はない。多くの場合、安楽死がベストな答えである。)
 
第22章 特異性の法則
 (ブランドの最も重要な側面は一つのものを追い求めるひたむきさである。)
 
 
 
 

それでは心に響いたポイントをみていきまよう。

 

 

ラインの延長は短期的には売上げを増やすかもしれないが、

これはブランディングの思想とは相反している。

 

いい結果は、ビジネスを拡張するよりも収縮させる時に生まれる。

小売業のほとんどのカテゴリーキラーは、一様に次の五段階のパターンに従っている。

1.焦点を絞り込む。

2.製品を豊富にストックする

3.安く仕入れる

4.安く売る

5.当該カテゴリーを支配する。ブランディング・プログラムの究極の目標は、

 カテゴリーを支配することである。

 

「ブランドの焦点を絞り消費者の頭の中に一つの言葉を所有することによって

どれだけの市場を創造することができるだろうか?」

 

ブランディングの最も効果的で、実り多く、役に立つ側面とは

新しいカテゴリーを創造することである。

言い換えると焦点をゼロにまで絞り、まったく新しい何かを始めることである。

 

ブランドとは何かを突き詰めてゆくと、それは顧客の頭の中に刻まれたアイデアであり、

特徴であり、典型的顧客像であるということになる。

サブブランディングは当該ブランドをその正反対の方向に導く考え方である。

サブブランディングはブランディングが築いたものを破壊してしまう。

 

あなたのブランドは人々の頭の中で単純にして絞り込まれた何かを

表わしていなくてはならない。このような限定こそがブランディング・プロセスの本質的なポイントである。

(何年単位ではなく何十年にもわたる)一貫性を伴った境界の設定によってブランドは構築される。

 

ブランドとは何だろう。

それは顧客の頭の中にあなたが所有するただ一つのアイデアないしはコンセプトである。

それはそれほどまでに単純であり、それほどまでに厄介なものである。

 

 

いやぁ、本当に、名著ですね。

 

このブランディング22の法則を、しっかりバイブルとして、

心に刻み、行い続ければ、どんなビジネスも永続的に成長しつづけられるように

感じられます。

 

事例は古いけど、とてもおすすめな一冊です。

 

 

 

 

 

 

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