こんにちは、レゾナンスリーディング、

渡邊康弘です。

 

ありがとうございます。やっぱり、

このジブン起業(自分起業)の記事、いいですね。

このGW中は、どんどん自分のビジネスの準備にあててほしいですね。

 

レゾナンスリーディング・オンラインサロンでは、

オンラインサロンで日頃から、淡々と参加していただいている

熱い方々がいらっしゃいまして、

今回、お願いをしたところ、オンラインサロン向けに登壇していただけることに!

 

個人的に、私のオンラインサロンの目的の一つは

私よりも優秀な才能を発掘し、世に出すことだから、すごくうれしいです。

 

それでは、

【ジブン起業・その7】

本当に好きなことでビジネスをはじめるためにやっておきたいこと

 

本日のテーマは、「アイデア」の話。


 

 

これまでの過去記事はコチラから


 

 

 

アイデアの話は、この記事でも書いたけど、

 

やっぱり、基本的に、リスペクトが大事ですね。

浜辺美波さんに、ドハマりした映画『君の膵臓をたべたい』。

 

 

 

この映画の好きなシーンが、

主人公と、桜良さんの最初のデートのシーン。

 

主人公が桜良さんを怒らせてしまって、

桜良さんに、主人公が過去好きになった人を話すところ。

 

 

 

桜良「女の子を好きになったことは?」

主人公「一回だけ!」

 

桜良「どんな人?」といって、主人公のお皿にケーキを盛る。

主人公「何にでも、 さん をつける人」

 

「本屋さん、店員さん、マンガ家さん」

「食べ物にまでさ、じゃがいもさんとかつけてさ、いやなんか、僕にはそれが、

いろんなものに敬意を忘れないって思ったんだよね。」

 

沈黙・・・、主人公振り返って、桜良を見る。

 

桜良「思った以上に、素敵だったから」

主人公「まぁ、素敵な子だったかもしれない」

桜良「違うよ、好きになった理由が」

主人公「ああ」

 

 

(映画「君の膵臓を食べたい」より 18分40秒から19分57秒付近)

 

主人公が好きになったのは、

なんでも「さん」をつけてしまう人。

 

なんで好きになったかというと、その理由が素敵。

主人公は、なんでも、さんをつけるのが、すべてのものに

敬意を払っているようにみえたから。

 

ここなんだよね。やっぱり大事なことって。

 

多くの人は、優れたアイデアを生み出したい。

起業、製品、ネーミング、講演会、セミナー、

コンテンツ、企画、開発、、、、、、、

 

これからの時代、

どんどん、目に見えないアイデアが重要になってくる。

 

だからこそ、アイデアには最低限ルールがあると思う。

 

それは、アイデア発想の元をしっかり明記すること。

最低限のリスペクトとしてね。

作って公開された後に許可をとるのではなくて、

やっぱり、公開する前に、一報する。

それが無理でも、発想元は、しっかり明記することは

最低限のマナーだと思う。

 

 

この業界に15年もいると、

やっぱり、このネタは

どこからやってきたのか、わかる。

 

どんなに、すごいコンテンツだ。

と思うものであっても、

ほぼ必ず元ネタのコンテンツがある。

 

だからこそ、元ネタ発想元に最低限でも、

リスペクトや感謝があった方がいいって

個人的に思っている。

 

私の師匠は、ずっとその元ネタに多額のライセンスフィーを払っているし、

私も、同じように、師匠のコンテンツには、

リスペクトや恩で買わなくていいものも買ってお布施をしている。

(私の尊敬している経営者も、ほとんどそう。義理人情に篤い。)

 

そうやっていると、ふっとしたときに、

いろんな連結が起きて面白いアイデアやコンテンツが生まれる。

 

なんでこのコンテンツ

いままで誰も考えたことがないんだろう

ってぐらい面白いものが生まれる。

 

そして、そのネタをしっかり育てると一つのコンテンツになる。

 

でもね。

 

そこに敬意が払えない人って、できあがったものを

あたかも自分がゼロから考えました!的に、発表する。

 

私が考えました。ってね。

 

でも、やっぱり、そういう人っていずれ終わる。

 

たとえ、その誰かのアイデアを奪ったもので、

うまくいったとしても、

そのアイデアやコンテンツが終わってしまえば、消える。

 

同じように事業もそうだ。

1つのマーケティング戦略をみても、

エコシステムになっていて、ひとつの生き物だ。

単純に真似できると思っても、よっぽどの観察力、経験がないと

その再現するのが難しい。

 

一見、誰にもできるような、シンプルなものほど怖い。

その奥深さたるものと言ったら、

 

ダメな人。ああこの人消えるなって人ほど、

元ネタに感謝がないんだよね。

自分のことしか考えない。

 

愛がないんだよね。愛が。

 

アイデアやコンテンツは生モノだ。

 

だからこそ、時代に合わせて、

そのネタを、常に最新にしておく必要がある。

その時代、その瞬間に合わせて、変えていく必要がある。

 

アイデアがどこから来たのか?

 

元ネタがあれば、その元ネタをしっかり受け継ぎましたよ。

引用しましたよというのは、きちんとした礼儀だ。

 

こうした礼をしっかりと行っていくと、

不思議なことにいろんな人から、応援をいただける。

ほんと、不思議。

 

ブロックチェーンの技術がどんどん浸透していく中で、

あの仕組みを知れば、誰がどのネタをこれから借りたのか?

発想の元にしたのか?近い将来わかる時代がくる。

 

参考元、アイデアの元、インスピレーションの元は、

やっぱりあった方がいいよね。

 

どんなに、これまで応援して、敬意をもって、

「すごいよ!」「やれるなぁ」ってチャンスを作っても、

敬意や、誠意といったリスペクトがなくなってしまえば、

もう、守れなくなる。

 

どんなに、その人の才能があると信じたくても、信じたくても

この先、難しいなって、感じざるをえない。

 

それでも、助け舟を出す性格なんだよね。

 

 

反対に、どんなに敬意を示していても、

師匠にそれが伝わらないってときもあるよね。

それもわかる。

 

わかるから、助け舟を出すんだけどなぁ。

その人にダメってより、その行為がダメなんよってね。

まぁ、難しい。

 

周りにいる人たちの立場や影響もあるから、余計に難しい。

結局、日ごろ、どんな言葉を聞いているから。

 

どんなに尊敬している人でも、普通に無許可、無断で、

その自分のネタやコンセプトを流用すれば、尊敬できなくなる。

受講生にも、敬意があるのか?弟子にも敬意があるのか?

講師同士が集まって、受講生の悪口を言っているような敬意がない団体。

そのことを、止めないその団体の長は、もっとひどい。

当然、求心力は、なくなってくるよね。

 

 

関係とは、過去のやりとりに基づき、未来の互いの行動を、互いに予想できることである。

関係が築かれているときには、相手の行動が互いにある程度、読めるのだ。

「よい関係」ができている場合には、相手に関してあるレベルの安心感、

つまり、相手の反応について想像がつくために安心感を覚えることができる。

さらには、合意したり自明の前提であったりする目標に向かって、

ともに取り組んでいるという確信も共有している。

『謙虚なリーダーシップ』エドガー・シャイン著 より

 

 

 

 

 

先日紹介した中でも、

関係とは?という定義の中で、エドガー・シャイン教授がこのように定義。

 

たった数行の部分だけど、

私の中では、過去の人間関係での失敗がこの定義でわかって、

ものすごく腹落ちしたところ。

 

多くのメンターが、15年前に、

「なべちゃん、なべちゃんのいいところは素直で誠実なところだよ」

 

こういってくれてね。15年経って、私の素直さや誠実さはだいぶ薄れてきたけど、

ちょうど、10歳下のファシリテーターがね、

もうずっと7年ぐらい、応援してくれて、、、、

 

彼の姿をみて思うんだ。

 

ああ、だから、メンターは素直さや、誠実さが大事だっていっていたんだってね。

 

素直になれない。

誠実になれない。

 

どこかの人間関係で、それが発生したら、

もう、その関係は、うまくいかないのかもね。

 

だからこそ、敬意が大事。リスペクト。

お互いに持てる関係が大事。

 

過去のやりとりに基づき、

未来の互いの行動を、互いに予想しやすい状態にお互いにつくる。

相手の行動が互いにある程度、読める。

こうするだろうなって想像しやすくする。

 

結局、人って、わけわからない。

どうして、その行動をするのか?わからない。

それが一番、人とのつながりの中で、ヒビを生むんだよね。

 

だから、リスペクトが必要。どんなアイデアでも。その元には。

できるなら、すべてのことにリスペクトが必要。

 

そして、感謝もね!!

 

 

私の大尊敬している本居宣長さんの話は、

『言葉の力を高めると、夢はかなう』で書いたけど、

 

本居さんの考えにも「恩頼(みたまのふゆ)」という図がある。

自分がどこからやってきて、どういう影響をうけて、どういう引継ぎ、

何を残したか?という、恩の図だ。

 

 

 

 

おもしろい、アイデアが次々浮かぶ人は

やはり、先人のインスピレーション、アイデア、元ネタを大事にしている。

 

大事にして、そして、おもしろものをつくるから、

次々から次へと、アイデアの縁に恵まれる。

 

ああ、この人伸びるなぁ、どんどんすごいもの作るなぁって人ほど、

元ネタを愛する。リスペクトする。だから、先人にも、今の人にも応援される。

 

日本のビジネス書、自己啓発書には、参考文献を載せるという考えが

あまりないけれど、やっぱり、元ネタを明かすことは大事だ。

 

アイデアは、元ネタや先人たちの知恵にリスペクトする

その心から生まれる。

 

 

 

 

 

レゾナンスリーディングの今後の日程

 

たった1日で、1冊20分で読める速読を超えた加速学習法

「レゾナンスリーディング」

https://www.resonancereading.com/