こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
 
最近は、書庫にある本を読んでばかり、
特に目新しい本よりも、過去の本から振り返っておりました。
 
今日はダイレクト出版の新刊より
『ダイレクト・レスポンス広告の成功原則』。
 
ダイレクト出版の本は、一応購読はしているものの、
1年に1冊、いい本があるかどうか、、、、
その1冊を速く手にしたいがために、購読を続けているんですが、、、
もうやめようかなといつも、思うんですよ。
 
でもね。やめようっと思ったタイミングでいい本が来るから、、、やめられないのね。
 
基本的には、原書の発行年が古いもの、2年から3年ぐらい経っているものは、
基本、マーケティングの情報が古いから、使えない判断なんだけど、、、
 
たまに、これはという不変的、普遍的な内容が書かれているものがあります。
 
今回の『ダイレクト・レスポンス広告の成功原則』はまさにそうした一冊。
 
 
 
著者のブライアン・カーツは、ほぼ40年間一貫してダイレクト・マーケターとして活躍。
ボードルーム・インク者の創設者マーケティン・エデルトンとともに
同社のビジネスの構築をしていくなかで、世界のトップクラスにいた数多くのマーケターや
コピーライターからさまざまな教えを受けてきた。
 
本書は、そんなブライアン・カーツ氏が書いたので、
不変的な内容。
 
個人的に、心に響いたのは、やはりリストの話。
ビジネスでももっとも重要なことの一つはやはり、リスト管理。顧客リスト管理。
 
このビジネス伸びるなぁと思う人は、名前の文字列だけ見ただけ、顔と名前が一致し、
かつ、いつその人が商品を購入し、そして、何度購入しているか覚えている。
 
それが社長だけでなく、スタッフもだと、やっぱり伸びるなと思うのです。
 
反対に、衰退していくビジネスの特徴は、ただリスト数だけある会社。
 
メルマガリスト、うちは1万あるんですよ。とか自慢げに話している
担当者とそのコンサルタントをみていて、
「そのリストのうち、何社もしくは、何人、顔と名前がわかりますか?」
と質問すると、まったく答えられなくて驚く。
 
だいたい、そういう会社の社長は、お客を金づるとしか見ていないし、
そういう考えが、いちスタッフにも伝わっている。
内輪の場になって、顧客の悪口大会になっている組織はほんとヤバイ。。。
 
そういう会社のメルマガは、わかりやすい。
顧客にとって、まったく有益なものが送られてこない。
そのため、開封率が悪い。
 
今の時代、メルマガは、開封率40%切っていたら、結構まずい。
もし、あなたのメルマガが開封率40%以下なら、
今すぐリストを、精査したほうがいい。
 
それぐらい、リストというのは大事だ。
 
本書では、お客をどのように大切に扱い、
そして、どのようにお客がサービスにより価値を置いてもらえるのか?
その手法が書かれている良書だ。
 
おすすめ!!
 
 
マーケターなら心に留めるべき9つの心得
1.あらゆるマーケティング業務に携わる
2.マーケティングは悪ではない
3.誰もリストに十分な時間をかけない
4.顧客に拒まれたら、、、、関係は成立しない
5.信頼性と透明性がすべてに勝る
6.つねにダイレクトマーケティングのことを考える
7.可能なら自分のマーケティングで個人ブランドを利用する
8.広告の機会は今や無限だからこそ、各分野のスペシャリストに接触する
9.単一チャネルマーケティングは、退屈なだけでなく危険である
 
ダイレクト・レスポンス・マーケティングのコア原則を学ぶ
#1:マーケティングの本質は心理学だ
#2:ショートカットは悪いことではない
#3:すでに機能しているものを活用する
#4:スワイプファイルは秘密兵器
#5:新しいことは、さほど新しくない
 
RFMデータを分析する
R=「最近の購入日」
F=「来店頻度」
M=「購買金額ボリューム」
 
 
 
 
 

 

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