こんにちには、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
緊急事態宣言、コロナウィルスなどで、
仕事がなくなるという状況の方も多いかもしれませんが、
私の場合、今年は、そういうことを想定していたので、
一瞬たりとも気が抜けない状況です、笑。
オーバーワークしまくりな毎日ですが、
どんどん、どんどん、休みも入れながら、
業務をこなしています。
先日、受講生から、『言葉の力を高めると、夢はかなう』に関する質問がありました。
ヤス先生、なんで、この本は最初が「緊急性」なんですか?
その答えは、大きいビジネスが生まれる瞬間って、必ずっていっていいほど、
大きな災害や、災難が訪れている。
それが個人の現象なのか?それとも、社会的現象なのか?
その時に起きている現象をしっかりと受け止め、前に進むことが
あなたのビジネスを起こすことにつながる。
例えば、阪神大震災があって、
当時興銀だった三木谷さんは、楽天の前身の会社を興す。
だから、このコロナウィルスもどう捉えるのか?
国保証や、助成や、補助金を期待するよりも、
この問題に対して、どう真剣に受け止めるかが大事なところ。
そして、こうしたとき、立ち返るのがやはりドラッカーの本。
ドラッカーの時間管理術
ステップ1:時間を記録する
ステップ2:時間を整理する
ステップ3:時間をまとめる
この三つについて、伝えています。
時間の供給は硬直的である。需要が大きくとも供給は増加はしない。
価格もない。限界効用曲線もない。簡単に消滅し、蓄積もできない。
永久に過ぎ去り決して戻らない。したがって時間は常に著しく不足する。
『経営者の条件』より
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成果をあげにくくしている四つの現実
1.時間がすべて他人にとられる
2.日常業務に追われている
3.組織で働いている
4.組織の内なる世界にいる
私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。
時間からスタートする。計画からもスタートしない。
時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。
次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。
そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。
『経営者の条件』より
記憶自慢の人に時間をどう使っていると思うかをメモしてもらい、
そのメモを何週間か預からせてもらう。
その間実際に時間の記録をとってもらう。
思っていた時間の使い方と実際の記録は似ていたためしがない。
『経営者の条件』より
報告書の一次原稿の作成に六時間から八時間を要するとする。
しかし、一日に二回、15分ずつを三週間充てても無駄である。
得られるものはいたずら書きにすぎない。
ドアにカギをかけ、電話線を抜き、まとめて五、六時間取り組んで
初めて下書きの手前のもの、つまりゼロ号案が得られる。
『経営者の条件』より
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体系的かつ意識的に廃棄を行わない限り、組織は次から次へと
仕事に追われることになる。
行ってはならないことや、もはや行なうべきでないことに、
最高の資源を浪費することになる。
その結果は資源の欠乏をもたらす。
『未来への決断』より
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「本来の仕事か」「本来の仕事に必要か」「本来の仕事に役立つか」
「本来の仕事がやりやすくなるか」を問わなければならない。
答えがノーならば、そのような活動は仕事ではなく、雑事にすぎない。
ドラッカーの体系的廃棄
1.無駄な仕事は何か?
2.ほかの人がやったほうがいい仕事は何か?
3.他人の時間を浪費させている仕事は何か?
4.やり方を変えるべき仕事は何か?
いやぁ、やっぱり、振り返るだけでも、勉強になりますね。
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