こんにちは、レゾナンスリーディング、

渡邊康弘です。

 

震災が起きたとき、真っ暗闇のような感じがありました。

このコロナウィルス、そして、緊急事態宣言では同じように

さらに真っ暗なように思えてしまいます。

 

いつも、変わらない朝なのに、外にでれない、

誰かとコミュニケーションとることも、減ってくる。

 

ああ、私は大丈夫なんだろうか?

と思ってしまう。

 

私のクライアントや、その従業員の方々と話すと

その感情が感じ取れます。

 

コロナウィルスが武漢ではやってから、

このブログでは、「幸福」について、取り上げ続けてます。

 

今日も、そんな「しあわせ」を研究した一冊をご紹介します。

 

本日の一冊は、『幸福の習慣』です。

 

 

 

 

本書は、今から9年も前。日本では、震災から半年後の、2011年10月15日に発売されています。

 

著者は、当時ギャラップ社に14年勤務し、

リーダーシップ、コンサルティング部門で統括を行っていたトム・ラス氏。

トム・ラス氏は、アメリカ全土で累計200万部を突破するベストセラー作家。

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』の著者といえば、

みなさん、一度は手にとられたことはあるでしょう。

 

ギャラップ社は、世界最大級の世論調査会社としてしられ、

組織のコンサルティングのグローバル企業。

 

 

 

(最新作は、2月4日発売!これも面白いので、後日紹介しますね。)

 

そのギャラップ社とトム・ラス氏が、50年以上におよぶ

「幸福」の調査・研究でわかった充実した人生を実現する方法に

書かれたのが本書です。

 

どう?おもしろそうでしょう。

 

それでは、心に響いたポイントをみていきましょう。

 

 

人の幸福を決定する5つの要素とは

第1の要素「仕事の幸福」

第2の要素「人間関係の幸福」

第3の要素「経済的な幸福」

第4の要素「身体的な幸福」

第5の要素「地域社会の幸福」

 

あなたは今の仕事が好きですか?

”最も多くの時間を費やすこと”がその人を作り上げる

 

パートナーを失うより、仕事を失う方がダメージは大きい

 

3人に2人は毎日仕事が終わるのを待ち望んでいる

 

「仕事に熱意を持っている人」は朝仕事についた瞬間から仕事を終えるまで

”幸せだと感じる度合い”と”仕事に対する興味関心の度合い”が大幅に高い

 

仕事に熱意を持てば持つほど身体的な健康度も高まる

 

仕事に対する熱意が増すほど、血中のコレステロールと

トリセルグリドのレベルが著しく減少していることがわかりました。

逆に、仕事に対する熱意が弱まるに従って、血中のコレステロールとトリセルグリドの

合計値は増加します。

 

自分の強みを活かして仕事をしている人は、週40時間の業務時間を楽しんでいます。

一方、自分の強みを活かせずに仕事をしている人は、週20時間までは元気に働けますが、

20時間を超えたあとは、働けば働くほど疲れてしまいます。

 

仕事の幸福度を高める 3つの習慣

1.自分の強みを毎日活かせるように仕事を組み立てる。

2.自分の成長を応援してくれる人を見つける。

その人に、自分が成し遂げたい目標を伝えて、サポートしてもらう。

3.職場の仲間、チームメンバーと一緒に楽しむ時間を持つ。

お互い相手に関心をもって、相手のことを知ろうと努める。

 

「あなたの友だちの友だち、その友だちの幸福度が高いと、

あなたの幸福度は6%も向上する可能性がある」

 

ハーバード大学のニコラス・クリスタキス教授は

「意識するしないにかかわらず、人は周囲の人々との関係に深く組み込まれています。

1人の健康と幸福は、周囲の人の健康と幸福に影響します。

つまり、1人の幸福は、個々人の中で完結するものではなく、人類全体の幸福につながる、ということです」

 

周囲の人の幸福を高めるためになるような”投資”をすると、

確実に”リターン”が得られるといってもよいでしょう。

自分の周りの人々のために何かすることは、実は自分自身の幸福をより高めるために

非常に効果的なのです。

 

毎日6時間以上人と関わる時間を持っていると幸福度が上がり、ストレスや不安は小さくなります。

 

この時間には、仕事をしている時間や家で過ごしている時間、

友だちと話している時間、電話やメールをしている時間などのコミュニケーションの時間が含まれています。

 

自分のために1万円の買い物をしたときと、誰かのために1万円のプレゼントを買い物した時を比べると、

プレゼントにお金を使ったときの方が幸福度が高くなります。

 

思い出のためにお金を使うと、

人と関わることで「人間関係の幸福」が満たされる上に、それが時間を経ても色あせることがありません。

 

 

 

この記事がみなさまの幸福に、少しでもお役立てできますように。

 

 

 

 

 

 

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