こんにちは、レゾナンスリーディング、

渡邊康弘です。

 

いやぁ、最近はめっきり、忙しくて、、、、、

と思ったら、昨年の今も繁忙しておりますね。

やっぱり、私は毎年、この10月は忙しいのかなと

思いながら、年間計画を考えています。

 

今週末の年間計画もほんと楽しみ。

 

本日ご紹介の一冊は、人を惹きつけることや

人気がないなぁと悩んでいる人に必見の一冊

 

 

 

 

 

この本は、原書から読んでいたのですが、

いやぁ、いい本でしたね。

 

なぜ、あの人は良く好かれるのか?

人に好かれるには、どうすればいいのか?

 

「人気」の秘密に迫った良書です。

 

それでは内容を見ていきましょう。

 

著者のミッチ・プリンスタインさんは、

ノースカロライナ大学の主幹教授。

臨床心理学部部門長。

「人が成長段階で経験する人間関係」研究における第一人者。

 

本書はそのミッチ教授の心理学の第一線から見える

「人気」の秘密に迫った一冊です。

 

それでは、心に響いたところ―レゾナンスポイント。

 

 

子どものころに自分は人気者だったと感じている大人は幸せな結婚生活を送り、

職場での人間関係も良好であり、社会の一員として意義を感じる傾向が高い

 

一つ目の人気というのは、その人がもつステータス(社会的地位)をしたもの

二つ目は好感度、すなわち人として好かれている人気

 

誰からも愛されるタイプ―「受容される子」

質問が上手であること。研究によると、初対面で互いに多くの質問をすると、

数か月経っても良質の人間関係を保っていられるという。

相手のことをたずねるのは、相手と感情の結びつきをつくるのに絶好の方法

 

目立たないタイプ―「無視される子」

恋愛において相手を誘ったり信頼関係を築いたりするのに、人より時間がかかる。

ほかの三グループよりも、そのときの環境に適応しやすい

 

気難しいタイプ―「拒否される子」

 

「拒否」は二つのサブグループに分かれる。

ひとつは攻撃型「拒否」で、他人に対して非常に強引な手段をとるタイプ

怒りっぽくてぶしつけで、窮地におちいると言い訳をする。

 

非攻撃型「拒否」である。

この型の特徴は、あからさまな敵意以外のさまざまな方法で社会規範を破ろうとすること

 

「拒否」タイプの人は自分を卑下したり、不安感に襲われたり、イライラしたりする傾向がある。

彼らは、常に身内からの励ましを欲したり、仲間外れにされるという兆しに過敏になったり、

いじめっ子を思わせる人に会ったとき、恐怖感が微妙ながらも表に出てきたりする。

 

二面性があるタイプ―「敵味方の多い子」

人との付き合いでは如才ないが、

攻撃的な部分もある。強いものに仕えるときには社交術を巧みに使うものの、

欲しいものを得るために人を蹴落とすることも辞さない。

 

人生の転機で運命を決めるのは「好感度」だ。

 

ステータスについて調査した研究では、

ステータスがありながら好かれていた人は、たった35%程度

残りの65%、 ほとんどが「敵味方」タイプだった

 

ステータスの高さが必ずしも幸せな構図を生み出しているわけではない

 

現代社会で高いステータスを持つようになった人々は、

たいてい次のような経緯をたどる

 

第一段階:高揚感―人からの注目と崇敬の嵐に有頂天

 

第二段階:圧倒―どうしたらいいかわからない

 

第三段階:いらだち―私を放っといてくれ

 

第四段階:依存症―この天国はいつまで続くのだろうか?

 

第五段階:分裂状態―これは本当の私じゃない

 

第六段階:寂しさとうつ―誰もわかってくれない

 

第七段階:ステータスからの逃避―一番欲しいものはこれじゃない

 

最近の研究では、人との結びつきがコルチゾールの分泌に関係することが

わかっている。コルチゾールはストレスに反応して放出されるホルモンであり、

「闘争・逃走反応」を起こす。「闘争・逃走反応」とは、差し迫る危機に対して

戦うかそれとも逃げるか、とっさにいずれかの対応を体が準備することだ。

 

なぜコルチゾールが正常に分泌されないのか。

関連性が最も色濃かったのは、被験者の過去の経験だった。

からかわれたり仲間外れにされたり悪口を言われたりした経験が多いと、

コルチゾールの分泌が異常な反応になる。

 

スピーチの後で友人からねぎらいの言葉をかけられると、

友人から何の言葉もない場合に比べて、

コルチゾール値が正常に戻るのが早かった。

 

「模倣」と呼ばれる現象である。

私たちは意図せぬまま、意識せぬままに人の真似をする傾向がある

模倣はひっそりと、しかしいたるところで影響を及ぼす。

待合室の例で説明すると、仕掛け人が組んでいれば、自分も自然に腕を組む。

仕掛け人が眉をひそめれば、あなたも眉をひそめる。

 

誰でも経験があると思うが、ネガティブな人と一緒にいると、

こちらもネガティブな雰囲気に吸い寄せられるような気がしてくる

 

皆に好かれる陽気な性質は、非常に伝染しやすく、

自分まで同じ性質を引き継いだ気分になり、ますます彼らと一緒にいたくなる。

 

私が好かれるように話せば話すほど、担当者の応対も同じくらい丁寧になった。

逆に私が嫌悪感を抱かせる対応をとれば、相手もぶっきらぼうに説明した。

私の話しぶりは相手の対応に影響を与えただけでなく、サポートの質も低下させた。

 

 

 

 

いやぁ、本書は2018年読んだ中でも、一番読みごたえがあって

当時の私にはすごく必要な内容が書かれていました。

 

これはほんと良書です。おすすめ!

 

 

 

 

実は、昨年、この本を紹介した後、

いろんな事件に巻き込まれていくわけですけど、

1年経ってみると、なんとかなったなぁと思います。

 

これもこれも、日ごろブログを読んでくださる

皆さまのおかげ。

 

後は、速読と読書。

やっぱり、読書って、人生に潰しが効く方法ですね。

 

 

レゾナンスリーディングの今後の日程

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