頸髄損傷のクライアントとのひとこま。
僕が今の職場に来てから、6年弱の付き合い。
出会った頃は、挟み足歩行で、転倒は、たびたび。
手指の可動域制限著明。
後で、打ち明けてくれたのですが、
僕が来る前、来た直後まで、
リハビリに通うのが億劫になることが多かったと。
傷病歴が長く、たくさんのセラピストが関わってきましたが、
あまり変わらなかった。
だから、行っても休んでも、
変わんなくね?
みたいな。
思いが変わったのは少したってから。
明確な変化が出たからだそうです。
期待が持てたそうです。
僕は、昨日と同じこと、一昨日と同じことを行いません。ちょっとずつ改良します。
このクライアントさんが、僕に良く言う言葉が、
『先生は研究熱心だね~』
なんです。
僕がバージョンアップすると、バレます。
クライアントこそ、研究熱心なんです。
クライアントは、わかっているんです。
6年弱前に約束しました。
『道を歩いていて、おじさんどこが悪いの?って言わせる!』
って。
今日の歩行は限りなく、それに近かった。
『先生に出会ってホントに良かった。こんな良くなると思わなかった。すべてが良くなってる』
と言ってもらいました。
なので、すかさず
『まだまだですよ(笑)』
って約束しました。
クライアントには、わかります。
我々の手から、目から、声から伝わるんです。
『先生に言われると、そうなる気がするよ』
『これからも僕を育ててくださいね』
クライアントが望めば、望むほど、僕は、成長する。
望みを見失っているなら、希望を引き出す。
『THE 理学療法』だなと感じたひとこまでした。
明日は、さらにバージョンアップだ!