整形疾患・・・・の裏に潜む情報 | A's projectのブログ

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今日の回復期ヘルプは、1日行かせてもらいました。


いや~、難しかった!


病名自体は、大腿骨頚部骨折や、腰椎圧迫骨折だったので、


評価を進めるうちに、いろんな情報が入ってきて、難しかったです。



ベランダ転落事故後の両側大腿骨 の方

→ 立位になると、筋緊張が過剰になり、内側ハムストリングス疼痛あり。さらに、T字杖練習を開始してからとのこと。


→→ 転落事故が、引っかかる。静止立位は大丈夫、まぁ筋力低下もあるし、受傷部の状態も完全ではないので、そちらの要因も大きいが、

 僕的には、歩行器→T字杖に変わって、前方が開けたことが、無意識下の恐怖心↑、過緊張につながり、疼痛閾値も低下させているのではないかと考える。

 担当者の方には、是非、その部分も考慮して欲しいと申し送りました。


認知症の大腿骨頚部骨折

 → 歩行自体は、まぁまぁでした。気になったのは、自分の部屋が分からなくなる点。

 → 部屋の入口の目印(お花)があることは認識しているが、見つけられず通りすぎる。

 → 部屋が左側にあると、見つけられず、正面~右側にあると100%見つけられる。

 → あやしいと思い、線分二等分線と模写を簡易的にやってみると、模写で左側の異常が見受けられた。

 → ボディ的にも、頭部の左回旋が出にくい骨格バランスでしたので、なんとも言えませんが、認知機能の低下等を加味すると、あやしい。

 → → 転倒での大腿骨頚部骨折。なぜ転倒したか? この左側への注意力低下もしくは、無視が関与しているならば、対処しなければ!

 → 申し送りました。


胸腰椎圧迫骨折

→ 受傷機転は転倒。

→ 口唇部振戦、乏しい表情、手指振戦。

→ うつ傾向っていうか、うつ状態。

→→ 動作時の全身的過緊張著明、筋緊張、筋力バランス不良。

→ 転倒原因は、なんだ?疼痛閾値が、明らかに下がっているのはなんでだ?

→ 申し送りました。


腰椎圧迫骨折

→ 右腰部(コルセット上部)の疼痛↑。服薬を抑えてから出現、現在増量中 とのこと。

→ 先週より、活気ない。眠いとのこと...。

→ 常に痛いとのこと。

→ 呼気弱い。浅い呼吸。

→ 呼吸を使って、腰部筋コルセット促通 → 疼痛ほぼ消失(1時的に)



この4例が特に難しかったのです。


申し送りや、カルテには、運動器的な話題しか展開していなかったので、評価をすすめる中で、

どんどん難しくなりました。


たぶん、どのセラピストも「なぜ、筋力つかないかな?」「歩容良くないかな?」って感じていたと思います。


たぶん、根っこにある原因は、筋力等でなく、意識下に落としにくい部分ではないでしょうか?


さらに、自律神経系の不調も怪しかったです。交感神経系優位の方ばかりでした。


呼吸様式や、表情、行動も評価し、問題点を抽出していきましょう。


カルテには、いろいろ書いたので、是非、質問してほしいし、一緒に考えたいですね。


精神的な支えは、なんと言っても、いつも見てくれて、寄り添ってくれる人なんだからね。


頑張れ、回復期PT達!!