事務仕事はキライ | レジン作家 kumaさんのWeblog

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今年こそはささっと片づけるぞ、っと思っていたけれど、やっぱりギリギリになってしまった確定申告。

それでもなんとか間に合わせることができてホッとした。

 

子どもの頃から算数、数学が大の苦手でキライだったから、経理とかも苦手で、どうしても後回しにしてしまう。

 

もちろん最近はソフトもあるし、国税庁のHPで簡単に申告書を作成することができるから、昔にくらべれば格段にラクになったけれど、キライなものはキライ。

 

 

 

学校ではすべての教科を理解することが求められるけれど、そんなのはしょせんムリなことで、それができるのなら担任がすべての教科を教えられるはず。

それができないからそれぞれの教科専門の先生が教えるわけだからね。

 

数学なんて理解しようという気持ちは毛頭なかったから、当然授業はなにも聞いていなかったし、絵を描いているか、マンガを読んでいるか、ジグソーパズルをして遊んでいるか、そんなもんだった。

 

たまに先生にあてられることがあっても、どこの問題のことを言っているのかもわからなかったから、「わかりません」と言って立たされていたけど、 数学に興味がなかったから、別にそれが恥ずかしいとも思わなかったなぁ。

 

しれーっとした顔して立っている私を、先生は真っ赤な顔をして、イライラしながらにらんでいたけれど、なんとも思わなかった。

 

「先生、あなたは数学が得意だからその職業についたんでしょ? でもオレは数学に興味がないし、理解したいとも思わないのよ。

でもね先生、絵を描かせたら先生よりオレの方がはるかに上手だよ」

 

ただそう思うだけだったな。

 

 

 

みんながみんな、すべての学問に通じなければいけないなんてことは決してない。

それぞれに得意な人が、それぞれの道で、自分にできることをすればいいと思っている。

 

人はそれぞれでっぱってるところがあれば、へこんでるところもある。

それをお互いに補い合って、助け合っていくことが社会で生きることだと思うし、「勝ち組」だの「負け組」だの、なにを基準にしているのか知らないけれど、そんなものに意味なんてないんだよ。

 

もしそんな尺度で人を計ることが正しいとしたら、体の不自由な人や、病気を抱えている人はどうしたらいいんだ?

 

 

 

数学が苦手でも、電卓があるから大丈夫。

自分は自分でいい。