だんだんせわしくなる | レジン作家 kumaさんのWeblog

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年の瀬ということで、だんだんとせわしくなってきますな。

 

昨日の日曜日は、妻とショッピングセンターに買い物に出かけました。もちろん妻の運転でね。ボーナスが出たためか、年末だからか、大変な人出でしたよ。いいなぁ、ボーナス。

 

 

買い物をしていて気がついたんですが、今ってもう12月に冬物衣料品がセールになるんですね。

私が横浜ルミネの雑貨屋で店長をしていた約30年前は、12月は何もしなくても売れましたから、年末にセールなんて考えられなかったですよ。まわりのアパレルショップなんかは、いつもよりちょっと高めの商品を多くしたくらいでしたからね。

長らく続いた不景気とデフレのせいでしょうか、セールがどんどん前倒しになっている気がします。まぁ、おかげで気に入ったシャツが半額以下で買えましたけどね。もっとも冬物ではなく、秋物の売れ残りでしたが。

 

 

もちろん雑貨屋ではセールなんかしませんでしたし、正月の福袋もルミネの営業部に 「全館合同企画だから」 と言われて、しぶしぶ用意したって感じでしたね。

もちろん雑貨屋は扱う商品があまり季節に左右されませんでしたし、私はクリスマス関連商品を扱うのも好きじゃなかったから、ディスプレイだけクリスマスっぽくして、ギフト用の商品を多めにする構成にしたくらいで、年末年始といってもいつもと変わらなかったですよ。

 

今の雑貨屋さんは、小物だけでなく、衣料品も食器や台所用品も、アクセサリーや化粧品も、ちょっとした家具なんかも扱っているところが多くなりましたが、私が働いていた頃は、雑貨屋では食器をほとんど扱いませんでした。あってもマグカップくらいだったですね。

もちろん衣料品は扱っていませんでしたし、アクセサリーもやっていませんでした。「畑違いの商材は扱わない」 というような、暗黙のルールといいますか、プライドといいますか、なんかそんな雰囲気があって、それぞれの業種で分けられていた気がします。とくに雑貨屋の人間は雑貨に対する愛情が強かった分、プライドは高かったですね。

 

 

 

 

当時は 「雑貨ブーム」 と言われたほど、それまでファンシー雑貨しかなかった日本に、アメリカンやヨーロピアン、アンティーク調などなど、いろんなタイプの雑貨が急激に増えた時代でしたから、ホントに楽しかったですよ。

わざわざ飛行機や新幹線に乗って、東京まで雑貨を買いに来る若い女性がとても多かった時代です。まだ地方都市には雑貨屋さんがなかったんですよね。今ではちょっと信じられないかもしれませんが、30年前の日本はそんな感じだったんです。

 

 

それでは 「以前と今と、どっちがいいか?」 と聞かれましたら、そりゃー今の方がいいですよ。全部が全部ではありませんが、今の方が手ごろな値段で、たえず新しい商品、おしゃれな商品が買えますからね。

メーカーやバイヤーさんは大変だと思いますが、私たち消費者にとりましてはいい時代になったと思います。

 

ただ、手ごろな値段のものばかりで、本当にいい物はあまり見られなくなりましたけどね。

 

 

 

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