昨日、当院内分泌内科の医師のミニレクチャーがありました。

レクチャーより、


【スライディングスケール】


スライディングスケールは、患者さんが何らかの理由で食事量が

不安定な場合に使用します。内分泌内科の医師は、食事が8割くらい食べられたら、

速やかに定時打ちに戻すべきです、と強調しておられました。

以下は当院で使用されているスライディングスケールです。


空腹時血糖値150~199の時、R製剤0単位

空腹時血糖値200~249の時、R製剤2単位

空腹時血糖値250~299の時、R製剤4単位

空腹時血糖値300~349の時、R製剤6単位

空腹時血糖値350~399の時、R製剤8単位

空腹時血糖値400~450の時、R製剤10単位


感染などで、より厳格な管理が必要な場合、それぞれプラス2単位とします。

これならまず低血糖になる事はありません。


【Sick day】


Sick dayは、通常血糖は高値となり、原則的にインスリンをいつも通り使用します。

しかし、外来では、患者さんも我々非専門医も、食べられない⇒もし低血糖を起こしたら?

とちょっと不安になるのではないかと思います。

このような場合、インスリンを打ちなさい、ではなく、血糖を毎日測るように話し、

空腹時血糖が250以上なら食事の有無に拘らずいつも通りのインスリンを、

空腹時血糖が150~249ならいつもの半分のインスリンを

それ以下なら打たなくても良い

と指導すると良いそうです。