今日は、ワンルーム賃貸経営のメリットとデメリットについて解説します。
まず、メリット。
①一棟所有の場合、ファミリータイプ(3LDKなど)にくらべ、戸数を多く所有できるので賃料収入が高い(両方とも、満室経営できている場合)。
②一室単位で取得する場合、ファミリータイプより少ない金額で取得できる。
③都市部に限られるが、単身者ニーズに対応しやすいので、空室リスクに対応しやすい。
次にデメリット。
①市場の乱立により、家賃下落、空室リスクの煽りを受けやすい。
②一棟所有の場合、ファミリータイプに比べ戸数が多い分、空室リスクを抱えやすい。
③既存のワンルームの場合、新築時は入居者を確保できるが、経年変化に弱く周辺の、より築浅物件に市場を奪われやすい。
以上が代表的なメリットとデメリットであるといえます。
一室単位で所有している場合はまだ対応しやすいのですが、一棟所有している場合は、周辺のより新しい物件に市場を奪われやすいので、空室のリスクや家賃の下落が一番深刻な問題です。
入居者のニーズは、ここ数年で明らかに変化しています。
ところが、ワンルームの間取りは驚くほど変わっていません。細かいことを言えば、居室の表記上の広さ(7帖とか7.5帖とかです)などは広くなっていますが、基本的な間取りはあまり変化がありません。
しかし、時代の変化によって明らかにニーズは変化しています。
それは、消費の傾向と深いかかわりがあり、詳細はまた別の機会に説明しますが、より部屋で過ごす時間が増えて、自己表現の場として部屋の担う部分が大きくなってきたことが起因しているといえます。
そこで、今後のワンルーム賃貸の経営において、重要なのは、よりその物件のエリア、そしてそのエリアに住む人のニーズを捉え、その人たちが求める自己表現の場としての空間を用意することです。
空室に悩まされていたり、家賃を下げないと借り手が付かないといった問題を抱えているオーナーがいらっしゃいましたら、リノベーションによる再生を検討されることをお勧めします。
賃貸管理、客付けをしている不動産屋さんに話を聞くと、
「うちは、家賃を下げて募集するから、リノベーションとかはいいよ」という声を良く聞きます。
不動産屋さん任せでは身を護れません。ご自身で問題解決の意識を持つことが重要です。
その話は、また別の機会に。