今ここに経験していることを意識せずに
ぼんやりと食べて
ぼんやりと見て
ぼんやりと聞いて
ぼんやりと歩いて
、、、
という風に
ぼんやりと生きていませんか?
ぼんやりとという時には、
食べる、見る、聞く、歩く、、、
といった活動と同時に
『もう一つの活動』が
起きているはずなのです。
それが思考活動です。
おしゃべりしながら食べる
考えごとをしながら見る
自分の思いを持ちながら聞く
記憶を思い出しながら歩く
、、、など。。。
ながら活動が
ぼんやりした世界を見せます。
さて、
私たちは本来、六根の活動体であり
そのようにして生活できているのですが
思考の中の活動の方が優先されている時
手元の世界は明晰性を欠き
ぼんやりとして来ます。
大人になるにつれて
子どもの頃のような世界の新鮮さや
輝きが失しなわれて来たと
思えているなら
思考活動が優先となっているのです。
子どもは、思考活動が発達段階でもあり
本来の六根の活動が中心となり
あるがままの本来の姿で生きています。
子どもの頃の輝きを持った
''今''に生きてみたいと思うのであれば
わざわざ、ワクワクするような
体験や冒険を求める必要はありません。
''今ここ''の六根
(見る、聞く、匂う、味わう、触れる、思える)
を深く味わう生活をしてみることです。
やってみてください。