問題とはいつ起きて来るのでしょう?
問題となるのは、
起きた後のお祭り騒ぎの様なもので
後から問題として取り上げることで
起きているのです。
ある観点を前提にすれば
ものごとの善悪など価値判断をすることは
できますが、
その局面ソレ自体は
その様な価値判断を超えている
''事実''としてただあるというだけです。
例えば、
車をぶつけたということが起きた時
その局面においては、
あっ!
↓
危ない!
↓
ゴンッ!
↓
ぶつけた!
という事実があるのみです。
しかし、人はぶつけた後に、
「あの時、左右をきちんと見ていれば…」
「気が緩んでいなたのかなぁ」
などと事の良し悪しなどの
価値判断がでてきますが、
どれも物事が全部終わってからのことですね。
人は、終わった後に
善悪、優劣、白黒とつけているのです。
後悔したり反省したり
うまくいったと評価したり
後の祭りで騒いで(動いて)いるのです。
そのことに気づくと
今ここの局面、局面では、
ただ今ここの様子として
全てが起きては消えていく
その''事実''のままに
残り物などない生活ができていることに
気づくのです。