FD敗れ同率首位 長崎に1-2
30日、高知球場などで2試合を行った。首位の高知FDは長崎Stに1―2で逆転負けし、この日試合がなかった香川OGに同率で並ばれた。FDは2日に香川との最終戦を残すのみで、香川は1日の愛媛戦を合わせて残り2試合。最終戦でFDが勝つか、香川が愛媛に敗れた後、最終戦を引き分ければFDの優勝が決まるが、それ以外は香川が優勝となる。
FDは三回、ヒットの安田が盗塁などで進んだ1死三塁から、梶田の内野ゴロの間に1点先制した。しかし、その後は長崎投手陣から2安打だけで無得点。野原は七回まで長崎打線を3安打に抑え得点を許さなかったが、八回に単打5本で2失点、逆転を喫した。
三重と徳島ISの交流戦は、4―1で徳島が勝った。
高知―長崎8回戦(30日・高知5勝3敗、14時、高知市営、178人)
[勝]石田18試合4勝4敗
[S]小林17試合6S
[敗]野原12試合9勝2敗
▽二塁打 西本2▽犠打 大西、金崎、流、今中、村上
▽盗塁 安田、村上▽失策 陽耀華、今中
▽試合時間 3時間6分
Vへ重圧乗り越えろ 疲労と緊張 動きに硬さ
27日から4日間で6試合というハードスケジュールの締めの試合。しかも目の前には優勝がちらつく中、疲労と重圧からFDナインにいつもの動きはなかった。
相手投手の乱調もあって序盤から再三チャンスがあった。一~四、六回は走者を三塁まで進めたが、走塁ミスや後続が凡退したり…。ものにしたのは三回の1点だけで、定岡監督も「もう2点でも取っておけば」とうなる拙攻だった。
野原も五回まで三塁を踏ませない好投だったが、終盤は球の切れを欠き集中打を浴びた。前々日にノーゲームとなった試合で五回まで約60球を投げている。本人は「疲れはないです。制球が甘かっただけ」と自分を責めたが、これも優勝争いの重圧だったか。
定岡監督が「みな緊張しとる。硬いよ」と歯がみする中でキラリ光ったのが、九回に代打出場した新人駿河。三振に倒れたものの、思い切りのいいスイングだった。
前期優勝争いは最終戦となる2日の香川戦ですべてが決する。球歴豊富な定岡監督も「最後の試合で決まることなんか、なかなかないよ」という大一番。いかに開き直れるかがポイントになりそうだ。
[高知新聞 ]
ハードスケジュールでみんな疲れ切ってるんやろね![]()
明日は敵地での優勝決定戦![]()
いつもの高知らしい試合ができますように・・・ 大阪から応援してます
とか言いながら 明日は香川に向かって走ってそうな気がする![]()
公示
出場選手登録
阪神タイガース 投 手 49 若竹 竜士
広島東洋カープ 投 手 99 D.ソリアーノ
出場選手登録抹消
阪神タイガース 投 手 68 横山 龍之介
広島東洋カープ 投 手 24 E.スタルツ
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!! (ゴメンネ横ちん
)
やっとやっと・・・ この日のために買った年席(若竹シートw)に座れるぅ~~~
いざ甲子園に出陣じゃ![]()
昨日みたいな試合展開が二日連続で起きるとは思えないけど・・・
大量失点でもエエから(おぃ) ぷっちょの出番があったら嬉しいなぁ![]()
FD首位譲らず 徳島と1勝1敗
29日、高知球場で高知FD―徳島ISのダブルヘッダーを行った。首位のFDは1勝1敗。2位香川OGとは0.5ゲーム差のまま首位を譲らなかったが、香川にも自力優勝の可能性が出てきたため、点灯していた前期優勝マジック3は消滅した。
1試合目はFDが初回、先発の山中が四球と長短2安打を浴びて先制を許すと、四回にも失策絡みで1点を失った。打線も徳島投手陣を打ち崩せず、わずか2安打で無得点。徳島に0―3で敗れた。
2試合目はFDが五回、2死から村上の二塁打を足掛かりに飯田、安田、流の3連続適時打で3点先制。七回にも安田の適時内野安打で1点を加えた。今季初先発の武田は粘り強いピッチングで徳島打線を抑え、三回の2死二、三塁、七回の1死満塁のピンチもしのぎ、8回を6安打無失点。九回は丸野が3人で抑え、4―0で徳島を下した。
また、28日に雨天のためノーゲームとなった香川―高知戦は7月2日午後6時から、レクザムスタジアムで行われることが決まった。
高知―徳島7回戦(29日・高知3勝2敗2分け、10時、高知市営、132人)
[勝]角野14試合8勝3敗1S
[S]弦本16試合1勝6S
[敗]山中8試合2勝1敗
▽三塁打 山村
▽盗塁 大谷(徳)▽失策 角野、村上、山中
▽試合時間 3時間3分
高知―徳島8回戦(29日・高知4勝2敗2分け、13時35分、高知市営、167人)
[勝]武田6試合1勝
[敗]大川13試合5勝2敗
▽二塁打 神谷、村上、西本
▽盗塁 神谷、安田2、村上▽与死球 大川(安田)
▽試合時間 2時間34分
武田 チーム救う 気持ち切り替え粘投
雨天中止試合が相次いだため、27日からの4日間で6試合(うち1試合は雨でノーゲーム)という過密日程が続く高知FD。ダブルヘッダー初戦を落として迎えた2戦目で、チームのピンチを救ったのは、今季初先発の武田だった。
伊野商高から阪南大を経て、昨年FDに入団。これまで中継ぎでの起用が主で、昨季の初先発も後期優勝決定後の試合だった。今季は出番自体にも恵まれなかったが、前期優勝争いも終盤の大事なマウンドを託された。武田は「びびらないで喜んで投げよう」と開き直る。この切り替えが好投をもたらした。
直球は最速でも130キロ中盤だけに、スライダーとのコンビネーションが生命線。単調になれば打ち込まれてしまうが、この日は球に攻めの気持ちがこもっていた。
毎回のように走者を背負うものの決定打を許さない。捕手飯田の低めに集める好リードも効果的で、好打者がそろう徳島打線に、外野フライや内野ゴロの山を築かせた。
粘り強く投げる武田に沈黙していた打線も応える。五回、村上の二塁打で口火を切ると、飯田、安田、流と下位から上位が連続適時打。重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。
佐伯投手コーチは「走者を出しても点をやらんかったらいい。よく頑張った」と力投をねぎらい、定岡監督も「武田さまさま」と喜んだ。前期も残り2試合。チームに再び勢いを与える白星に「昨年の初勝利より、はるかにうれしい」と武田も満面の笑みだった。
[高知新聞 ]