大谷サヨナラ弾
1日、各地で3試合を行った。高知球場の高知FD―徳島ISは、FDが九回、大谷のサヨナラ本塁打で3―2で徳島を下した。FDは後期初めて勝率5割を超え、3位に浮上した。
FDは四回、死球の梶田が盗塁で進んだ2死二塁、大野の適時打で1点先制。五回にもヒットの安田が盗塁などで進んだ1死三塁、内野ゴロの間に安田がかえって1点加えた。
六回まで無失点だった先発野原は、七回に2四球とヒット2本で1点返され、八回も連続安打で同点を許した。
九回裏、FDは途中出場の大谷が徳島2番手片山から右越え本塁打を放ち、試合を決めた。完投した野原はハーラートップの11勝目。
長崎St―香川OGは、終盤に追いついた香川が九回に勝ち越し、4―3で勝利。交流戦の三重―愛媛MPは13安打を放った愛媛が7―1で快勝した。
高知―徳島3回戦(1日・高知1勝2分け、14時、高知、506人)
[勝]野原17試合11勝2敗
[敗]片山16試合3勝3敗
▽本塁打 大谷2号①(高)
▽二塁打 東、関口、菊永、安田▽犠打 乙守、東、猪沢▽盗塁 関口、安田、西本、梶田▽失策 大野、今中▽暴投 岩根▽与死球 岩根(梶田)片山(梶田)
▽試合時間 2時間59分
助言が呼んだ一発
FDが今季2度目のサヨナラ勝ちで徳島ISを下し、後期ホームゲーム初勝利を挙げた。同点の九回裏、守備固めで入った大谷が、右翼席に運ぶソロ本塁打で試合を決めた。
中盤に2点先行しながら、終盤に追いつかれる嫌な展開。2日連続引き分けで3連戦の最終戦を迎えていたこともあって、客席にも「あきらめムード」が漂い始めていた。
九回1死走者なしから、打者は新人の大谷。前の打席は空振り三振だ。大谷は前期序盤こそ勝負強さが光っていたが、このところ打撃は下降線。フォームやグリップ位置を変えるなど、試行錯誤を続けていた。
悩む大谷にこの日、定岡監督がアドバイスしたのは、バットの握りを「深く」すること。大谷は力を抜くため、グリップを低い位置に置いて構えていた。すると、一度高い位置にテークバックしてからスイングに入るため、どうしてもタイミングが遅れてしまう。定岡監督はトップに近い位置で構えて投球を待つように指導した。
効果はすぐ出た。スムーズに出てきた大谷のバットはきれいに球をとらえ、大谷自身も「ほとんど感触がなかった」と振り返る打球は、ライナーでスタンドに飛び込んだ。
定岡監督によると、今回助言したフォームは少し前の大谷の打ち方だという。「最初は結果が出なくても、自分が信じたことを続けていれば、いつかものになることを分かってほしい」と語った。
[高知新聞 ]
キリンさん
サヨナラ弾おめでとう
(やっと徳島に勝てたねぇ
)
野原くんはハーラートップタイの11勝目
(今回も終盤のスタミナ切れ(?)がチョット気になるけど)
この調子でどんどん☆を積み重ねていって下さい![]()
FDまた徳島と分け 吉川無失点完投
31日、各地で3試合を行った。高知球場の高知FD―徳島ISは両チームとも得点できず、0―0で引き分けた。
FDは先発吉川が好投。初回にヒットの走者をバントなどで進められた2死三塁を封じると、打たせて取る投球で徳島打線を抑えた。二回以降は三塁を踏ませぬ投球で、9回を5安打無失点で投げきった。
打線は徳島先発光安を打てず、散発4安打。八、九回は四死球で先頭打者を出したが、送りバントのミスなどが響き無得点。三塁に走者を進められなかった。
長崎St―香川OGは、二、五回に集中打で3点ずつ挙げた香川が6―3で長崎に勝利。大阪と愛媛MPの交流戦は、愛媛が0―1の九回に追いつき引き分けた。
高知―徳島2回戦(31日・2分け、14時、高知、370人)
▽二塁打 飯田▽犠打 関口、梶田、村上▽盗塁 安田、大野、大谷▽与死球 吉川(国信)光安(飯田)
▽試合時間 2時間46分
孤軍奮闘のエース 成長誓う
「何で吉川投手が投げる時は、点を取ってあげないの」。ファンの一人が悔しそうにつぶやいた。先発吉川は9回を被安打5で無失点に抑えたが、勝ち星はつかなかった。それでも吉川は「相手も良かったので仕方ないです」と味方を責めることはなかった。
ここまで吉川は15試合に先発登板し、防御率1・46、奪三振101でともにリーグトップだが、勝ちは5勝止まり。なぜか味方の援護を受けられない。
この日は走者を出すものの、まったく危なげなかった。球を低めに集め打たせて取る。四回は先頭打者を四球で出したが、4~6番打者を外野飛球と連続三振で仕留め、一塁にくぎ付けにした。六回、連打を浴びた1死一、二塁も注文通りの内野ゴロで併殺に片付けた。
前週のソフトバンク2軍との交流戦、吉川は2回無失点と好投したが、自分の投球より相手投手を観察することで収穫があったという。
「(ソフトバンクの投手は)球のリリースまでしっかり指の力を伝えている」
高知に帰ってすぐに採り入れた。すると直球の球威が最後まで落ちず、球速は九回でも140キロ台をマークした。
「今季1番のピッチングができた」と胸を張った吉川。「今度は無駄な走者を出さないようにしたい」とさらなる成長を誓った。
[高知新聞 ]
ピッチャーファンとしては胃が痛くなるような試合展開![]()
岳ちゃんの今季1番のピッチング・・・ 観たかった![]()
高知FD 徳島と3―3
30日、各地で3試合を行った。高知球場の高知FD―徳島ISは、FDが2―3の八回、中平の同点打で追いつき、そのまま3―3で引き分けた。
FDは0―1の一回、流、西本の連打で1死一、二塁と攻め、龍央の左翼線を破る2点適時二塁打で逆転した。しかし、その後は五回まで毎回走者を出しながら、徳島先発大川をとらえきれず無得点。
先発山隈は徳島打線を3安打に抑えたものの、四回は失策絡みで1失点。八回もヒット2本と併殺崩れの間に1点を失った。
FDは1点を追う八回、ヒットの龍央をバントで進め、2死二塁から代打中平の適時二塁打で追いついた。
長崎St―香川OGは長崎が駒井のサヨナラ打で2―1で香川を下し、大阪―愛媛MPの交流戦は愛媛が9―0で大勝した。
高知―徳島1回戦(30日・1分け、14時、高知、183人
▽二塁打 国信、龍央、飯田、中平▽犠打 関口、猪沢、菊永、神谷、梶田▽犠飛 東▽盗塁 山村、安田、流▽失策 国信、飯田▽暴投 弦本▽与死球 山隈(斎藤3、山村)
▽試合時間 3時間16分
打窮地救った交代選手
FD9安打に対し、徳島は3安打。もったいない引き分けには違いないが、八回に勝ち越しを許しながらすぐ裏に追い付き、「負けないしぶとさ」は発揮した。
1点を追う一回は流、西本の連打に4番龍央が逆転二塁打と、いい流れ。しかし、三回は1死満塁、四回の1死一、二塁も無得点。そのうち四回に追い付かれ八回に勝ち越しを許し、嫌なムードが漂い始めていた。
その窮地を救ったのが、ベンチから出てきた選手たちだ。
まずは八回2死二塁で代打に立った中平。「打つゾーンを絞って、来た球を思い切り振った」と言う打球は、三塁線を破り左翼線に転がった。
さらに九回の守り、2番手山中が1死二塁のピンチを招くと、救援した山崎がぴしゃりと後続を断った。
山崎は右肩の故障上がり。5月14日以来の公式戦に「ブルペンは良くなかったが、マウンドに立てば球が走った」と振り返った。
中平、山崎とも前期は十分出場できなかった。中平は「打率が低いのに使ってもらえる。期待に応えたかった」。山崎も「復帰登板が緊迫した場面でびっくりしたけど、ありがたかった」と試合に出られる喜びを力に変えた。
2人の心意気をチームの勢いに変えたい。
[高知新聞 ]
ぴあさん
値千金の一振り おめでとう
この記事を読んだ時 ぴあさんのテレテレ笑顔を思い出しましたヨ(*´艸`)
シゲ
死球が4つ・・・ しかも同じ選手に3回も![]()
乱闘騒ぎにならなくて良かったなぁ