FD 後期Vへ正念場
後期も残り10試合。首位に立つ高知FDは今節、すべてホームゲーム。11日から徳島ISと3連戦、15日は香川OGとダブルヘッダーを行う。7期ぶり優勝へ向け、正念場だ。
前節の愛媛MP、福岡RWとの4連戦は3勝1敗だった。4日の愛媛戦は3―1の投手戦に勝利。6、7日の愛媛、福岡戦は二けた安打で13―5、10―2と大勝した。投打の歯車がかみ合っている。
打率ベスト10に顔を出す山伸、カラバイヨのほか、長打力のある中村に当たりが戻ってきた。梶田、古卿らベテランの積極的な走塁も目立ち、攻撃に厚みが出てきた。
ただ、投手陣には不安が残る。前節、野原、伊良部の先発組が故障で登板回避。今節も登板できるかは微妙だ。
「総力戦で臨む」との佐伯コーチの言葉通り、左のエース吉川、抑えの伊代野、山中、武田(ともに伊野商高出)や山隈、ジョンらがフル回転でマウンドを守る。
26日からチャンピオンシップ
四国・九州アイランドリーグ(IL)は10日までに、前後期の優勝チームが対戦する「リーグチャンピオンシップ」と、その勝者がBCリーグの年間総合優勝チームと戦う「グランドチャンピオンシップ」の日程を発表した。
リーグチャンピオンシップは26、27日、後期優勝チームの本拠地で第1、2戦を行い、10月2~4日は18時から、前期を制した長崎Stのホーム、佐世保球場で開催。先に3勝したチームが優勝する。後期も長崎が優勝すれば、前後期通算の勝率2位チームが対戦相手となり、長崎に1勝のアドバンテージが与えられる。
入場料は高校生以上1500円、小中学生600円、未就学の子どもは無料。全席自由で当日券のみ販売。公式戦チケットや年間パスは使えない。
グランドチャンピオンシップは、BCラウンドが10月24、25日で、ILラウンドが10月31日~11月2日。時間、場所など詳細は両リーグの年間総合優勝が決まってから、正式に発表される。
[高知新聞 ]
FD圧勝首位守る 福岡に10―2
7日、東部球場で高知FD―福岡RW戦を行った。首位のFDは13安打の猛攻で福岡に10―2の圧勝。試合がなかった2位香川OGに0.5ゲーム差をつけて首位を守った。
FDは1回から打線が好調。西本、古卿の連打などによる2死満塁に、藤嶋のタイムリーで2点先制。同点となった三回にも藤嶋が適時打を放ち勝ち越し。4―2の五回には、中村、古卿の二塁打に山伸の適時打などで計6点を挙げ、試合を決めた。中2日で先発した吉川は5回を4安打2失点。六回からは山隈、ジョン、武田(伊野商高出)の継投で、福岡に得点を許さなかった。
高知―福岡7回戦(7日・福岡4勝2敗1分け、14時、高知東部、245人)
[勝]吉川30試合11勝5敗
[敗]徳永28試合9勝8敗
▽三塁打 増田▽二塁打 古卿2、カラバイヨ、中村(高)▽犠打 倫太郎、藤嶋、大西▽盗塁 梶田
▽試合時間 3時間15分
後期Vへ投打かみ合う
7期ぶり優勝を目指すFDには落とせない一戦。投打の歯車が見事にかみ合った勝利だった。
今季は福岡に相性が悪く、後期も1勝1分け4敗と負け越している。原因の一つは下手投げの徳永を打てないこと。緩急ある投球でかわされ、ここまで1分け4敗。この日は天敵を攻略した。
原動力は前日16安打13得点の勢いだ。山崎コーチは「積極的にいけ」とだけ指示。各自が考えながら挑んだ。「直球とスライダーに絞った」藤嶋は、迷いのないスイングから2適時打で3打点。打線は徳永から9安打を放ち、五回でマウンドから引きずり降ろした。
守りも踏ん張った。投手陣に故障が相次ぎ、この日の先発は中2日の吉川。「体は重かった」と打ち明けたが、エースとしての意地がある。こん身の直球と切れのあるスライダーで組み立て、5回を2失点でこらえた。
投手の駒不足に苦しんだ前期だったが、後期はひと味違う強さがある。「自分たちが抑えれば打線が何とかしてくれる」(吉川)。「粘っている投手陣を助けられれば」(藤嶋)。チームの一体感が生まれてきた。
「この1勝は大きい」と定岡監督。「ここからは一戦必勝。優勝に向けしっかり戦いたい」と残り10試合を見据えた。
[高知新聞 ]
