私は以前、毎日たくさんのTo-doリストを作成し、それを一つずつ取り組んでいた。

もちろん、やった!感はあるし、ある程度、満足していた。でも、ただの自己満足であった。

 

「プロジェクト」という考え方がある。「プロジェクト」とは「はじまり」があり、ゴールの「こうなりたい!」というビジョンが存在する。現状があり、望む未来が明確にあるのだ。そして、そのプロセスに具体的なTo-doリストが存在する。

 

私の1日のTo-doリストを整理してみると、8つの「プロジェクト」に分類することができた。それぞれの「プロジェクト」に名前を付けた。そして「プロジェクト・リスト」ができたのだ。

 

実は、やってみて気付いたのだが、1日のやっていることは変わらない。To-doリストを書き出して、取り組んでいたときと、基本的には同じことをやっているのだ。

 

しかし、取り組む「感情」が全然違う。To-doリストは、極端に言うと、無味乾燥な感じ。頑張っている感は、あるけど、なんか苦しい。そして「人生は修行だ!」なんて、慰めていた。

 

「プロジェクト・リスト」で取り組んでいると、望む未来に向かって前進している感があり、楽しくワクワクして「To-doリスト」を進めることができる!取り組む情熱が違ってくる。

 

そして、もう一つ考えてみた。「私は、なぜ、このプロジェクトをやっているのだろう?」「何のために?」その上位の目標を知ることで、一貫性も生まれ、より一層、取り組む姿勢が違ってきた。

 

この上位の目標である「何のために?」が明確になると、プロジェクトは手段になる。その上位の大きな目標を達成するために「プロジェクト・リスト」があり、日々の具体的なTo-doリストがあるのだ。気持だけで大きく変わるのだ。

 

大きな目標(目的)を達成するために「プロジェクト・リスト」の考え方は価値がある。

 

平凡な人は「To-doリスト」をこなす。偉大な人は「プロジェクト・リスト」を持っている!