7つの習慣のコヴィー博士が言っているように、人は刺激があると反応します。

しかし人は動物と違って唯一、刺激と反応の間にスペースを作り、自ら選択し行動することができます。

 

例えばコロナウィルスという刺激に対して恐れや不安という反応をします。

そこからパニックになったりすることもあるでしょう。

しかし人生を幸せに生きるコツは刺激と反応の間にスペースを作りポジティブな考えを選ぶことです。

 

同じ状況(刺激)に対して違う反応をする場合があります。

天皇陛下は60歳の還暦を迎えたとき「もう還暦ではなく、まだ還暦!」と表現しました。

その状況の中に感謝できることを見つけることもできますし、その状況の中に不満を見つけることもできます。

 

同じ状況の中に感謝を見つけることもできるし、不満を見つけることもできるとしたら、どちらの人の方が、より幸せを感じることができると思いますか?これは考え方のクセでもあります。

 

不満を見つけるクセのある人は自分で恐れや不安を感じている可能性があります。

このところを見ていただければと思います。

なぜなら同じ状況で感謝を見つけている人は恐れや不安を感じていないからです。

 

コロナウィルスで予防対策をしないでいい!と言っているのではありません。

予防対策は万全にすべきだと思います。

しかし必要以上に状況に振り回されるのではなく、あなたの「芯(しん)」をきちんと持ってブレない自分を創れたらいいですね。

 

私は、刺激と反応の間にスペースがあって自ら選択できると考えるとき、弱い自分ではなく「私が師と仰ぐ人」だったら、どういう選択をするだろう?と考えます。

 

 「私が師と仰ぐ人」であれば、絶対に言えることは、恐れや不安を感じてパニックになることはあり得ないということです。

おそらく、どんな状況でもポジティブに捉え、その中から希望を見つけ、必ず乗り越えられるという確信のもと生き生きと笑顔で進んでいくと思います。

 

ネガティブから決して良いことは起こりません。

予防対策は誰よりも万全にして、さらに誰よりもポジティブに考える心の持ち方をお勧めします。