今回は、地域経済分析システム(RESAS)を使って、長野県茅野市にある観光地「白樺湖」周辺の観光客の動向を調べてみました。

 

どうしても季節変動のある観光地、 経験や感覚では、

「冬のスキーシーズンが終わって、夏前までは人手が少なくなるな」

「秋の紅葉が終わってスキーシーズンまでは少なくなるな」

とかが、関係者であれば、なんとなくわかっています。

 

ただし、それが実際にどんな傾向で推移していくのか、そこまで踏み込んでは

知ることができなかったのがこれまでです。

 

今回の流動人口メッシュ、 びっくりするような機能を持っています。

 

それでは、ご覧ください。 ※音声での解説あり。

 

 

◎まちづくりマップ ⇒ 流動人口メッシュ を利用しています。

 

*****

 

私のなかで驚きであったのが、夏の白樺湖

 

12時に観光客のピークをむかえて、13時に向けて大きく人が減ってしまうこと。

これは、ランチを食べるところが少ないのか、それともその情報が観光客に

届いていないのか、そのどちらかであることが推測できます。

 

よって、レストラン施設を新規で増やすことは難しいでしょうから

以下の方法が観光客のつなぎとめに有効なのではないでしょうか。

 

◯ランチ情報を掲載したパンフレット又は、ウェブ上で観光客に情報を届ける

 

◯レストラン営業の施設を稼働させる (旅館やホテルなどのレストラン施設を稼働させる)

 

◯お弁当の販売、屋台などの移動販売車などでお昼を購入してもらい、午前中から午後までしっかりと遊んでもらう。

 

そんなところでしょうか。

 

RESASを使うことで、調べたい場所のことを深く知ることができるようになりました。

 

これからお店を出す人など、滞在人口を参考に出店する、そんな使い方もおすすめです。

 

 

■■☆☆☆―――☆☆☆■■☆☆☆―――☆☆☆■■

株式会社蓼科企画  西村 英一

http://tateshina-kikaku.jp/


■■☆☆☆―――☆☆☆■■☆☆☆―――☆☆☆■■