こんにちは!

銀のすず銀座院の岩本です。


最近は暖かい日も増え、春が近づいてきましたねチューリップ

天気が良いとお出かけしたくなりますニコニコ


さて、今回はつわりがひどい方に注意が必要な、

『コルサコフ症候群』についてお話ししていきたいと思います。



皆様は、

コルサコフ症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか?


名前からはどうにも症状が想像つきませんよね・・・真顔はてなマークはてなマーク

コルサコフ症候群とはビタミンB 1が欠乏することによって引き起こされる認知症のことです。


人間の体にとってビタミンB群はとても大切な栄養素です。


妊娠中のつわりの症状によって食事や水分補給が摂ること出来なくなると、
栄養が足りなくなります。

その中でもビタミンB1は糖質からエネルギーを作る働きがあります。
そのためビタミンB1が不足すると、細胞や脳にしっかりとエネルギーが送られなくなります。
その他にも神経の伝達にも関わっているため、生きていく上で必要不可欠な栄養素です。

ビタミンB1が不足することによって、

・意識障害
・眼球運動障害(眼球の揺れ)
・小脳失調(ふらふらして歩けない)

などを引き起こす『ウェルニッケ脳症』になる場合があります。
脳はビタミンB1がブドウ糖を分解して産生したエネルギーのみを用いて動いているため、
ビタミンB1が不足することで脳の働きに影響を及ぼし『ウェルニッケ脳症』を引き起こします。

ウェルニッケ脳症が発症して初期のうちにビタミンB1を投与するなどの治療をすれば問題はありませんが、
場合によって“ コルサコフ症候群“という後遺症が残ります。

コルサコフ症候群になると、

・最近の出来事が覚えられない
・時間や場所、自分が置かれている状況がわからない
・記憶が曖昧で話を取り繕うため出鱈目な会話になる(作話)

などの脳障害が起こります。

コルサコフ症候群は治療法がないため、症状が疑われたらすぐに病院に行くようにしましょう。


つわりは人それぞれ症状が異なり、

『ただのつわりだから』と我慢しがちになってしまいます。


食事や水分が全く摂れない、吐いてしまうなどの症状が続くようでしたら、病院へ行くことをおすすめします。

病院で点滴を打ってもらうことで、栄養を補給することができます。


妊娠中は無理は禁物です。

何か気になることや、症状がある場合はかかりつけの病院に相談するようにしましょう!


 .:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。

妊活からマタニティ、

そしてすべての人の健康を支える鍼灸マッサージ院

銀のすず 妊活/不妊/マタニティ/産後/小児/婦人科疾患/一般 etc

 

銀座院 [本社] 

東京都中央区銀座1-4-3 銀座SFビル4階

有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩2分

TEL:03-6228-7380

営業時間:10:00〜21:00(受付時間/10:00~18:30)

 

渋谷恵比寿院

東京都渋谷区恵比寿西1-3-10 EBISU TANAKA BLDG 6階

JR/日比谷線 恵比寿駅 徒歩3分

TEL:03-6455-0561

営業時間:9:00〜21:00 (受付時間/9:00~19:30)

 

【各種SNS】

  

  

ホームページ

Facebook
しんきゅうコンパス
エキテン

 .:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。..。.:*○*:.。..。.:*●*:.。