3月に入り、急に温かくなりました。
春はウキウキしませんか?
やはり生き物は温かい方が好きみたい・・・。
さて、患者さまからの質問です。
妊活に電磁波の影響ってどうなんですか?
そもそも電磁波って知っていますか?
電気が流れるところに発生するエネルギーの波のことです。
「電気」と「磁気」という2種類の性質の違う波を「電磁波」と呼んでいます。
電磁波の 電 は「電場」「電界」
電磁波の 磁 は 「磁場」「磁界」
これは、中学の時に習ったことのあるやつですね。
いつも思いますが、小中高で学んだものって、いろいろな考え方の基礎になるものですね。
もっとしっかり勉強しておけばよかった・・・。
細かなところは置いておいて
電場(電界)は電圧が掛かると発生します。
磁場(磁界)は電流が流れると発生します。
何となくイメージできましたか?
コンセントを抜けば、電界(電場)も磁界(磁場)もないので、当然、電磁波はありません。
コンセントONだけの場合は、電界(電場)のみ発生します。
コンセントONとスイッチONだと、電界(電場)、磁界(磁場)ともに発生し、電磁波が起こります。
電磁波とは、電界(電場)と磁界(磁場)を合わせたものなので、どちらか一つあっても電磁波が発生します。
電界(電場)は、電圧の大きさに比例して発生し、どんなものでも材質にかかわらず伝播し帯電します。
磁界(磁場)は、電流の大きさに比例して発生し、からだの細胞レベルまで到達します。
家じゅう、いや、外を歩いていても電磁波が発生していないところはあるのか?
空を見れば、電線があり、道を歩けば、自動車、店に入れば自動ドア、エレベータがあり、注文はiPad。
家に入れば、照明、床暖、温便座、テレビ、スマホ、電子レンジ、冷蔵庫・・・。
これは・・・日ごろの生活で避けることができないじゃないか!!!
では、どのくらいの害があるのでしょうか?
まだ、立証されていません。
今の生活を見ても電磁波だらけで、電磁波がない生活を送ることすらできない状況の中、どう悪いか判断するのは難しいですね。
しかし、人間は微細な電気信号を利用して生命を維持しているので、電場(電界)の影響もありそうですし、コンプリートを貫通するほどの力を持ち、電化製品を誤作動させることできる磁場(磁界)も影響ありそうです。
実際、身の回りを見ていきましょう。
いや、どこにでも電磁波が発生していますね。
スマホ、テレビ、蛍光灯、コンセント、自動ドア、エレベータ、イヤホン、電子レンジ、風呂、トイレの便座、PC、電車、電動自転車、電動自動車、電線、衛星・・・。
ないところってありますか?
私の先生で、Oリングテストを用いて治療をしている方がいました。
http://bdort.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=834
Oリングテストは電磁波の影響を受け、正しく判定することができないため、蛍光灯や壁の配線、床下配線などに注意しながら行っていました。
足元には、アルミを敷いていました。
本当はすべての壁と床にアルミを貼りたいって言っていました(難しいですが)。
そのくらい、電磁波は身近にあるんですね。
電磁波が危険という意見の場合は、「発がん性」があるといわれます。
あと、精子に悪い影響があることも指摘されています。
うーん。
電磁波から身を守る方法は、
・自分の身体から離す
・アースを設置する
・コンセントを使わないときは抜く
・床暖、温便座を使わない、使っても長時間の使用は避ける
・スマホなどの電化製品をポケットに入れない
・化繊を着ない
・金属のアクセサリーを身に付けない
・ゴム底の靴を履かない
これくらいしか方法はないですね。
でも、床暖、電気便座、スマホ、コンセント、電動自転車や電気自動車、パソコン、ゲーム機、車のシートが温かいのは、使う以上、電磁波が発生してしまうので避けようがないですね。
あと、オール電化の家とかすごいでしょうね。
電気自動車とか、電磁波に包まれているわけで、まったくエコじゃない・・・。
こうなったら、昔ながらの生活を送るしかないか!!!
灯や温かさは、薪を使って、暗くなったら寝る。
不便だった時の生活に戻れるなら電磁波を考えなくても良いのかもしれませんね。
まずは電磁波からの影響を少しでも減らしたい場合は、上に書いた対策を取っても良いかもしれませんね。
・自分の身体から離す
・アースを設置する
・コンセントを使わないときは抜く
・床暖、温便座を使わない、使っても長時間の使用は避ける
・スマホなどの電化製品をポケットに入れない
・化繊を着ない
・金属のアクセサリーを身に付けない
・ゴム底の靴を履かない
特に不妊治療をしている男性はお気をつけください。
金属のアクセサリーとか要らないですよね。
長時間のトイレとか要らないですよね。
スマホ・・・避けられないか、バッグに入れましょう。