豊田市博物館施設での虫探し散策の動画をup。

今まで見たことがない(と思う)真っ黒なクマバチが飛んでいました。

「なんだ?このハチは?」と調べてみると、おそらく「タイワンタケクマバチ」ではないかと。

キマダラカメムシと同じで東南アジアなど南の国が原産の外来種。

しかも、この豊田市で2006年に初めて確認されたクマバチのようです。

 

名前に「タイワン」とありますが、蜂の巣の中で一緒に暮らすダニを調べると、どうやら、中国から輸入された竹と一緒に日本に入って来たようです。

温厚な性格のハチで、共生するダニも特に人間に害を与えるものではなく、ハチが運ぶ花粉団子を食べて暮らしているようですね。

面白いのはハチが蛹になると、ダニは蛹にくっついて、成虫になるとハチの体表面に便乗するところ。

このダニはハチに便乗しないと生きていけないらしいので、虫界のニートみたいです(笑)

ハチは蟻と同じ仲間。

蟻と一緒に暮らす虫はとても多く、共生する虫は「好蟻性生物」と呼ばれていますが、このハチに共生するダニも似たような生物ですね。

 

このタイワンタケクマバチも勢力を拡大しているようで、今後、日本のクマバチに与える影響は未知数。

虫への関心度を高めたことで、気づいていなかった周辺の変化が、少し気付けるようになったかもしれません。