岩尾別のお母さん。


今月、羅臼岳で人間を襲い、駆除されたクマは、地元の人からそう呼ばれていたようです。


年齢は13歳。


岩尾別は地名で岩尾別川周辺でよく見られ、追い払いをしても反応が鈍いが、穏やかで攻撃的な姿をみせたことはない。


昨年までの違いは久々に子供を産んでいたこと。

子どもを守る為に性格が変わって神経質になっていてもおかしくありません。


神経過敏になっていたクマと至近距離で鉢合わせしたら…。


色々なことが分かってきました。


13歳なら僕も「岩尾別のお母さん」を見たことがあるかもしれません。


今、知床にいます。

カムイワッカ湯の滝で滝登り後に知床五湖へ。

地上遊歩道を歩くためにレクチャーを受けようとしたところ、ちょうどヒグマ目撃により遊歩道閉鎖の貼り紙が貼られました。

知床五湖で8月にヒグマが目撃されるのは珍しいですが、別に特別なことでもない。


これが知床の日常。


知床のヒグマの数は増えているどころか、駆除数が多くて逆に減っています。

増えたのではなく、ヒグマの行動が変わった。


なぜ?


それは人間の行動が変わったから。


知床五湖地上遊歩道は閉鎖2時間後に解放。

素晴らしい景色を楽しめました。


この素晴らしい世界で生きる生命たち。


何時までも、このままの姿で、永遠にと願います。