大人女子の山登り・山下さんも霧ヶ峰のニッコウキスゲを取り上げていました。
コメントを見ていて今さら気づいたのですが、
ここが昨年に火災があった場所なのですね。
諏訪湖のサービスエリアから謎の煙を見ながら、
「焼き畑でもやっているのか?」と思った場所。
今年はその火災のお陰でニッコウキスゲが満開となったというコメントも。
オーストラリアのユーカリの木は、
皮に脂分を含んでいて、
木が成長すると皮が剥がれて地面に落ちます。
乾燥地帯のオーストラリアで
脂分をタップリと含んだ皮が落ちている地面に雷が落ちたら?
当然、燃えます。
周辺を焼き尽くします。
そうして邪魔な他の植物を根絶やしにした後に自分の種を落とせば?
その地を独占することが出来ます。
これがユーカリの木の生存戦略。
北米にはロッチポールパインという松があります。
この松ぼっくりは高温の熱に熱せられないと溶けない蝋に覆われており、
山火事が起きることによって、初めて種が地面に落ちます。
ユーカリの木は自ら火災を起こし、
ロッチポールパインは山火事が起こる日をジッと待ちます。
これが両者の生存戦略。
温暖湿潤気候の日本では
火事を利用して繁栄する植物は無いのではないか?と思っていただけに、
焼け野原となったこの場所でニッコウキスゲが大満開する姿を見ると、
これは偶然なのか?と、再生能力に非常に興味を持ちました。