現代は豊富な物質的資源と長寿をもたらしたが、疎外感や憂鬱な気分を抱かせる。
その理由とは?
=狩猟採集時代の食事=
なぜ、現代人は高カロリーの食品をたらふく食べるのか?
三万年前の狩猟採集民族が食べられる甘い食べ物は熟れた果物1種類のみ。
果物を見つけたら他の動物に食べれる前に食べられるだけ食べる。
食べ物が不足していたので高カロリーの食べ物を貪り食うのは遺伝子に刻み込まれた本能。
現代の人間の遺伝子は今でも「サバンナにいる」と思っている。
その為、いつ飢餓が訪れてもいいように高カロリーの物を求めるが、
その「飢餓」は一向に訪れないので現代人は「肥満」と苦闘している。
=狩猟採集時代の家族=
原始共同体(古代コミューン)
一夫一婦制の核家族構成ではない。
⇩
各男性に父権は無い。
⇩
なぜなら男性・女性はそれぞれが複数の関係を持ち、親密な絆を刻んでいた。
⇩
子供が誰の男性の子供か分からない。
⇩
ゆえに全ての子供を同等に気づかっていた。
古代コミューン説支持者
現代人が苦しむコンプレックスや離婚、不倫は、
生物学的ソフトウェアとは相容れない核家族と一夫一婦制の中で生きるように強制された結果。
しかし、多くの学者は、
一夫一婦での暮らしと核家族の形成は人間社会の根幹をなす行動であると「古代コミューン」説を拒絶する。
---------------------------------
数ページ分の内容ですが、実に興味深い内容です。
食事の話は愛読書「最高の体調」「少食こそ最強のクスリ」の根拠となる部分。
そして「自衛隊メンタル教官が教える心の疲れを取る技術」の中で、
3日坊主になる理由として「どうしてダイエットは成功しないのか?」という例を挙げていますが。
ダイエットが容易に継続できない根拠です。
自分は1日1食~2食生活へシフトでき、少なくとも肥満に苦しんではいません。
身長164cm 体重57kg
※170cm無いので僕には人権はありませんね(笑)=ネタ古い。
あの某インフルエンサーの炎上騒動を見て思ったのは
「笑いに変えてしまえばいいのに。世の中、心に余裕の無い人が多いねぇ」です。
後半の家族構成についても非常に興味深い。
誰の子供か分からないから集落全員で子供を育てていた。
そもそも誰の子供かは重要ではないということでしょうか。
これなら「育児ノイローゼ」が起きることもありませんね。
「不倫」はなぜ起きるのか?
それは、その人間に「魅力」があるから。
「魅力」とは「生きる力」。
「生きる力」が強いに人に人は集まる。
なぜなら「生きる力」が強い人と一緒に居れば、自分も生き残れる可能性が高まるから。
一人の人間に人が集まるということは「力を持つ」ということ。
力を持つということは「権力を持つ」ということ。
「権力」を持たれることによって真に困るのは誰か?
国の権力者。
一夫一婦制とは、国家権力者がその力を維持するために、
他の人間に権力を与えさせないために強制してきた結果。
権力者が自分の権力を守るために、
「一夫一婦制が正しいのだ」という「虚構」によって洗脳してきたのではないか?
権力者・法律家=呪術師・魔術師
哺乳類の中で一夫一婦制の動物は「3%~5%」と言われ(今、テキトーにネットで調べた)、
人間もまた哺乳動物である以上、「一夫一婦制」が本来の生き方と考える方が不自然に思えます。
不自然な生き方をしているから、
物質面では便利になったものの、精神面では色々な問題が発生しているのではないか?
ただ、現代人が「古代コミューン」のように生きたとしたら、
そこら中に権力者を中心とした集団が出来て、
常に集団同士で争い、世の中は戦争だらけになるでしょうね。
前章より社会学では集団として機能するのは「150人」まで。
それ以上になるとまとまらなくなり、争いが起きる。
150人を超える人をまとめるには意思統一するための「虚構」が必要となる。
あまりに増えすぎた人間が生きていくには「一夫一婦制」という「虚構」が必要なのだろうと考察。
この本を読む前から、
何気にスマホで「不倫」ニュースなどに目が留まると「不倫は悪い」ではなく、
一般の人とは全く違う視点から、
「生物として相当な魅力がある人なんだろうな」と考えたりしていました。
一応、「ネイチャーガイド」という仕事に興味を持ち、
自然を語るならまず人間を知らなければならない。
人間を語らることが出来ずに自然を語ることは出来ない、と思っているので、
自然についても人間についても「世間の常識」に縛られることなく、
「なぜ?ホントに?根拠は?」と考えるようにしています。
実際のところ、トークは苦手なのでガイド業はやりませんけどね。
やれるならYouTubeで既に語っているし(^_^;)
「古代コミューン」説は、
今まで考えていたことの根拠となる内容だったので、スッと頭の中に入っていきました。
でも、この説が正しいという決定的証拠はありません。
タイムマシンでも出来ない限り、これは考えられる選択肢の一つ。
こうして目の前に無いものについて色々考えることが出来るのも、
ホモサピエンスが「認知革命」によって得た能力ですね。
⇧これもホモ・サピエンスしかできない芸当です。
他の動物がコレを作ったら大革命ですね(^-^)
