約7万年前
サピエンスがアフリカ大陸を離れ他の地域へ進出。短期間で地球上から他の人類種を一掃する。
【認知革命】
突然変異による脳内の配線の変化により、新しい思考と意思疎通の方法が登場する。
⇒約3万2千年前のドイツの洞くつで発見された身体は人間で頭はライオンの象牙彫り「ライオン人間」。
※存在しないものを想像する心の能力の獲得。
⇒どの動物でも意思疎通システムがあり、言語がある。
【サピエンス以外の動物の言語】
鳴き声を僅かに変化させることによって「気を付けろ、ワシだ」「気を付けろ、ライオンだ」と警告する。
※目の前で起きていることを伝達する。
【認知革命が起きたサピエンスの言語】
「今朝、川が曲がっているところでライオンがバイソンの群れを辿っているのを見た」
※目の前で見ていないものに情報を伝達し、想像する力で行動を考える。
認知革命による言語技能の獲得でホモ・サピエンスは何時間も続けて「噂話」をすることが出来るようになった。
本来、情報伝達は狩りの為ではなく「噂話」のために発達した能力。
「バイソンが〇〇にいる」では狩りの情報として不十分。
誰が誰を憎んでいるか?誰が正直で誰がずるをするか?を知っていることの方がはるかに重要。
陰口を利くことは忌み嫌われる行為だが、大人数で協力するには必要不可欠な能力。
誰が信頼できるかについて確かな情報があれば小さな集団は大きな集団に拡張でき、
協力関係を築き上げることができる。
伝説や神話、神々や宗教など存在しないものを想像できる「認知革命」によって現れた。
「気を付けろ!ライオンだ!」から「ライオンは我が部族の守護霊だ」と思える能力。
「虚構」を信ずる能力によって物事を想像するだけではなく「集団」で協力できるようになった。
虚構の話は次回につづく…かも?
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陰口=噂話=協力に必要不可欠な能力
これを読んでいると「いじめ」問題を解決する、無くすことがいかに困難か分かります。
ホモ・サピエンスが生き残る為に得た本能だから。
子供の時、殆どの人が「みんなと仲良くしなさい」と先生から教育される、
あるいは親に言われたりしたことがあると思いますが、それはヒトの本能から不可能であり理想論。
解決手段は「みんなと仲良くしないといけない」「仲良くするべきだ」という価値観を大人が捨て、
子供の環境を変えてあげるしかない。
環境を変えやすい(転校しやすい等)仕組みを構築することの方が大事だと思いますね…、
って、今の学校教育や状況は全く知らないので、
「今は転校なんて当たり前」という時代になってるのかも知れませんが💦