楽しみな「山を渡る」第5巻が発売されました!
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10月に発売されていたのね(^^;)
1年に1巻ペースだから気づきませんでした(^^;)
5巻では山岳部監督が多く登場しますが、
とにかく、この監督の言葉がカッコいいー。
夏合宿計画は分担作業にして、登山ルートは先輩3人だけで決めたという計画書に、
「新人は言われるまま、どことも分からない山に登らされるということか!
登山は自分で判断し、行動することの連続だ。
一人でもアルプスで行動できるようにお前らが教えてやらないでどうする」と激怒する監督。
スマホで新人の写真を見て、
「これが新人3人娘か…。どんな豪傑かと思えば、チビだな。…よく入ってくれた。
登山は身体能力が高いものが一等か?
競技と違って性別や体格によるレギュレーションの無い世界で、
現実を突きつけられて、悩み、葛藤しているのは、どういう立場のものだ?
葛藤し、それでも山に向かうものは…、強い!
私から見れば、内相して一番タフに成長しているのは…このチビ(南部)だ!
新人が成長するだけが合宿ではない。
引率するお前らも後輩によって成長させてもらえるチャンスだということを忘れるな」
⇧ここらへん、二人ソロキャンプの最新刊でも似たようなセリフがありましたね。
新人3人に単純に見た目や憧れだけで登りたい山を選ばせて、
先輩3人がどれが可能でどれが不可能なのかを考えて、
不可能な理由を説明し、
全員の議論で出来上がった夏合宿北アルプス縦走計画書。
「宅野はチビ3人にはやや試練になると言ったが、
私はお前たちの引率力で「挑戦」に置き換えらえると判断した。
(この計画書で)OKだ。
チビたちに一言言っておく。
お前たちは山岳部特有の刺激的な北アルプスを体験する。
登山は人の評価など関係ない。
自分で自分を充実させる行為だ。
自然そのまま良いも悪いもなく、
あるのは山をどう受け止めるかという主観(おのれ)だけ。
成功も、撤退も受け止めて、自分の山にしてほしい。
登ってこい!」
北アルプス編、楽しみだー。
でも、6巻はまた1年後か~?
待ちきれんぞ~。
また、買うの忘れちゃうぞ…。
せめて半年に1巻ペースで出てほしい…。
しかし、「登山は人の評価など関係ない」
「自分で自分を充実させる行為だ」はグッときましたね。
「何でそんな疲れることをするのか?」と聞かれたら、
これからは、このセリフをアレンジして言おうかな(笑)
今までは「人間が人間らしくあるために」と抽象的に答えていましたが(`・ω・´)
