ウクライナとロシアの争いの報道を見ていて、
1982年に制作されたアニメ『FUTURE WAR 198X年』を思い出します。
調べてみると、
制作時は「好戦的だ」「戦争を肯定している」という批判を受けて東映動画が制作を拒否して、
外注スタッフによって作られた作品のようですね。
第三次世界大戦・全面核戦争を描いた作品です。
小学生の時に親が買ってくれた「銀河鉄道999」「さよなら銀河鉄道999」のビデオの中に
『FUTURE WAR 198X年』のPV映像も入っていて気になっていました。
高校生の時に、
UWF系格闘技の試合ビデオを借りに行ったレンタルビデオ店に置いてあるのに気づいて、
その時に初めて見ました(1990年代前半)。
当時、印象に残ったセリフの一部を載せてみたいと思います。
=日本官邸=
「ソビエトの報復です。北海道占領さえ辞さないとソ連政府は厳命しております」
「ソ連は本当に北海道に来るでしょうか?」
「ソ連の攻撃は避けられないと思います。
しかし、ソ連の攻撃対象を北海道に限定した現在の防衛体制は極めて危険です」
「それじゃ、一体どこを攻撃すると?」
「おそらく首都・東京でしょう」
「大した資源もなく、領土的な価値も乏しい日本をソ連が攻撃するとすれば、
アメリカに対する戦略的牽制と、西側世界に対する心理的擾乱の意味しかありません。
その為にはわざわざ莫大な犠牲を要求する北海道を狙わなくとも、
首都・東京への奇襲攻撃で十分です」
「ソ連が東京を攻撃したらアメリカが黙っておらんですよ。それこそ全面戦争です。
ソ連もそんな危険は冒さんと思うが…」
「アメリカの世界戦争地図からは既に日本は消されております」
「え…、まさか…」
「別に驚くにはあたりません。自分達の国土は自分たちで守るしかないのです」
当時、妙にリアリティを感じたシーンでした。
この作品が作られてから40年が経過。
今のウクライナとロシアの争いや、両国をめぐる今の世界情勢を見ていると、
これから世界はどこへ向かうのか…。