らいちょう君「おススメだよ♪」疲れている人は読んでみてね。

 

ムリを自覚しにくい四つの理由

①人に備わった「麻痺のシステム」

②疲労の質

③比較によって評価する癖

④疲労による負担感の変化

 

①人に備わった「麻痺のシステム」

痛みは「安静にしなさい」という天然の医者です。

痛みが体に危険が訪れていることを教えてくれます。

しかし、ピンチになると「痛み」「疲労」「不安」「恐怖」「悲しさ」など感情が感じにくくなります。

全ては常に命の危険と隣り合わせだった原始時代の人間が、

生き残るために長い時間をかけて培った疲れや痛みを忘れさせる防御システム。

それが「麻痺」。

麻痺は自覚できません。

 

疲労の質

原始時代の疲労は「肉体的な疲労」です。

短期的運動エネルギーの消費で「疲れた、休もう」と自覚しやすいですが、

現代のムリを進めてしまう疲労は精神的疲労。

脳の活動によって消費されるエネルギーで、怠さなど「漠然」としか自覚できません。

さらには社会の24時間化が「眠る」という疲労回復の最大のチャンスを奪っています。

 

③比較によって評価する癖

周囲との比較「自分よりも大変な人がいる(自分だけ休むことは出来ない)」

過去の自分との比較「〇年前はもっと大変だったから」

 

④疲労による負担感の変化

ムリの第一段階でこなしたイベントと同じイベントをこなしたとしても、

それがムリの第二段階でこなした場合は、2倍のイベントをこなしたことと同じ。

これが③による過去とも比較評価が加わる事で「今までは出来たことが…」と、

自信を失うきっかけとなります。

 

ムリの第二段階に進むと、

多かれ、少なかれ、自覚的症状が出てきますが、

その時「自分の限界を知っている方だから大丈夫」と思っている人ほど実は危ない。

第三段階に移行するれば、そこに待っているものは「別人」。

思考が変わり、受け止め方が変わる「別人」

 

極端な不安感、悲惨な結果しか想像できず、

自分を責め、それを他人から指摘されないように人を避ける。

人を頼れなくなる。

会話は出来ても「第二段階」と「第三段階」では

感じ方や理解は全く想像できないものになっている。

 

なぜなら、そこにいるのは見た目は同じでも「別人」だから。

夢の中の自分と同じだから。

夢を見ている時は「おかしい」とは思わない。

違和感なく、物語は進んでいく。

夢から覚めた時、人は「おかしい」と思える。

 

そう、「夢」なのです。

第三段階には入ってしまった人が見ている光景、物語は。

 

近代社会では、

原始時代のように餓死するほどの食糧不足に陥る事は無くなりました。

猛獣に襲われることも無くなりました。

 

安全で楽になったはずなのにムリの破たんの一つの形である「自殺」が起きる。

大いなる矛盾の時代。

それが現代社会…。

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ムリを自覚しにくい四つの理由のその①はランナーズハイですよね。

 

そして③。これはよく思ってしまいます。

「今まで出来た」「過去はもっと大変だった」

「あの人はもっと頑張っているのに…」

 

特に「過去はもっと大変だった」は。

体力や集中力は年齢とともに落ちていくものなのに、「過去はもっと…」と。