《ライチョウ保護スクラムプロジェクト》
2018年7月。
中央アルプスの駒ヶ岳で約50年ぶりに雌のライチョウが確認されたことをきっかけに、
5年後に100個体に復活させるという「ライチョウ保護スクラムプロジェクト」が開始されました。
その活動の為にクラウドファンディングを開始。
2020年は、335人の支援者で4,939,300円(目標額2,700,000円)
2021年は、378人の支援者で7,752,575円(目標額2,000,000円)
雛を天敵や寒さから守る「ケージ保護」の手法を実践できる技術者の養成や、
目撃情報を投稿できるアプリの開発費用に充てられています。
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12月6日、2021年に寄付したライチョウ保護スクラムプロジェクトの返礼品が届きました。
上段1個は昨年のもの。
下段の3個が今年のものです。
昨年はヒナが1羽。今年は2羽。
来年も募集があるならヒナ3羽しょうか?
今年3個もバッジがある理由は1万円を3回寄付したからです。
昨年は10万円(トレッキングポール)と1万円(木製バッジ)でしたので1個です。
このバッジのように、ライチョウの数が毎年増えていってほしいと願います。
中央アルプスでのライチョウ絶滅の原因の一つとして登山者が出したゴミを食べに、
天敵であるニホンザルやテンの生息域が標高が高いところまで上がったため、
という記事を見ました。
自分が歩いてみた限りでは、餌になるようなゴミは見かけませんが、
コロナ渦が収まり、観光客が急増した時、この問題は出てくるかもしれません。
ライチョウ復活の為には単に数を増やすだけではなく、
そこに訪れる観光客や登山者の教育も必要でしょう。
その為にロープウェイ乗り場での待ち時間が有効に使える気がしますし、
待ち時間が2時間出るような観光シーズンなどは、
広い駐車スペースで30分程度の青空教室なんかやってみたら面白くないかなぁ、と考えています。
苦痛でつまらないはずの待ち時間を楽しい時間に変換し、
尚且つ、青空教室を行う際には募金箱を置いて最後に、
「チャリン!で構いません。でもヒラヒラ、ヒラヒラ…。音の出ないものも大歓迎です!
中央アルプスの取り組みにご協力をお願いします!」
って言えば、協力者はたくさんいるような気がしますが甘いですかね。
一部の人で行うライチョウ復活プロジェクトではなく、
観光客や登山客みんなで成功へ導くライチョウ復活プロジェクト。
そんなこと、やってみたいな~、なんて妄想を抱いている、今日この頃です。


