11月22日発売。
ある夜のキャンプ場。
焚火が大好きな生粋のソロキャンパー樹乃倉厳(34)のところへ、
道に迷ったソロキャンプが初めてという草野雫(20)が現れる。
「ソロキャンプを教えてほしい」とお願いする雫に対して、
「ソロ」に拘る厳は拒否したものの、
ルール1 現地集合現地解散
ルール2 テントはそれなりに離す
ルール3 やれることは自分だけでやる
ルール4 独りになりたい時間を邪魔しない
と雫に提案され、厳さんは渋々ながらも了解して始まった「ふたりソロキャンプ」。
その11巻発売されました。
この巻ではカッコいいセリフ、
「確かに…」と思うセリフが満載でした。
まずは、樹乃倉厳が「キャンプ場選び」について語る時のセリフ。
「ベストなキャンプ場とは?誰もが認める理想のキャンプ場があるのか?
答えは否!
景色も好みがあり、趣向も多岐にわたり、
一人として同じキャンパーはいない。
ならば誰もが認める最高最低などあるはずがない。
そこにあるのは自らに合ったキャンプ場か、そうじゃないかというだけだ」
★登山も同じですね。
他人にとっては楽しい山でも、自分にとっては楽しいとは限らないですからね。
北アルプスをガツガツ登る人にとっては物足りないと思いますが、
自分は気軽に高山植物の可憐なお花が見られる長野県の木曽駒ヶ岳と、
たくさんのシマリス達に会える三重県の御池岳が超好きです。
来年も一年を通じて何回も行く計画を立てています。
この二つの山を優先して、他に何処の山へ登ろうか…と考えいています。
また、この巻では厳さんではなく、初めて雫がキャンプ場を選ぶことになりますが、
雫が選んだ場所は街並みが見える場所。
これまで「人工」を避けてきた厳さんでしたが、
初めてキャンプ場から見る「夜景」を眺めながら…
「食わず嫌いだったかもな。悪くない。
色眼鏡を外して素直な気持ちで見れば見える景色も変わってくる。
それだけの説得力がここにはあったな。
新しい景色…新しい価値観…。雫は時折俺の殻を取り除いてくれている…」
~表紙に描かれたシーン~
★自分も自然が好きで、
休日は出来るだけ「街」から離れて「街」を視界に入れずに過ごしたい人間ですが、
先日の千畳敷ナイトツアーで駒ケ根市の夜景を眺めた時、
「山の上から星じゃなくて、夜景を眺めながらコーヒーを飲むのも良いかもしれない」と思っていただけに、
このシーンはグッとくるものがありました。
夜景の煌めきに「1/fゆらぎ」を感じたからでしょうか。
焚火の揺れも「1/fゆらぎ」ですよね。
また、11巻の初めのお話。
厳の親友である滝川彰人が、
キャンプが初めてで焚火が付かずに困っている家族の父親にアドバイスをしたあとのセリフ。
「同じ空間を壁もなく共有する同じ趣味の徒。
友達や家族と楽しみたい人、ソロの一人の空間を邪魔されたくない人、
見知らぬ人との交流を是としない人も大勢います。
交流を楽しむ人がいることが悪いとは言いません。
ただ「正しい距離」を感じることが出来るようになってください。
これが慣れてきても難しい。
根がお節介好きなのでついつい余計なことをしちゃうんです。
善意というものは難しいものです。
度を過ぎたり邪念が混じったりすればただの迷惑になり替わります。
失敗もまた思い出になり得ます。
余計なお節介はその機会を奪う事になりかねませんから気を付けたいですね」
~キャンプは完璧を追い求めるより、失敗を含めて多くを許容する心持が大切~
★深いなぁ(笑)
「山ごはんも失敗を楽しみ許容する心が大切」です(`・∀・´)エッヘン!!
この巻に登場する「燻製」もやってみたいですし、
山梨産桃を生ハムと生チーズで包む「さっぱり桃生ハム」は、
7月に是非とも山でやってみたいもの。
自分の山ごはんでは「ガスバーナーを使って調理する」に拘ってきましたが、
別に必ずガスバーナーを使わないといけないことはないですからね。
暑い夏に、他の登山者がいる前で、桃を剥いて生ハムに包んで食べる…。
いいかもしれない(笑)
火気厳禁の7月恒例伊吹山か、初を考えている八ケ岳の天狗岳か…。
来年の山でやってみたい(食べたい)ことが増えました(笑)
ソロキャンプにも興味はありますが、この漫画の内容は「山」でも使えます。
