ぼんやりとした不安の解消方法「自己連続性」。

自己連続性とは、今の自分と未来の自分にどれぐらい繋がりを感じるのかということです。

未来との心理的距離が近い人ほど不安に強く、セルフコントロール能力も高い。

 

本書ではケーキで例えたダイエットが書かれていますが、

自分であれば、80歳を過ぎても山に登りたいし、自然の中を歩いていたい。

しかし、血液検査の結果がどんどん悪くなっている。

肝臓がどんどんフォアグラ化しているのは明白です。

このままでは山に登れなくなるかもしれない未来への不安。

80歳になって山に登る自分の姿を想像し、未来のメリットを考えれば、

今までの1日3食から1日2食或いは1日1食に減らすことへのモチベーションは高くなり、

実行することが出来ます。

結果、お腹の膨満感は全く無くなり、肝数値も標準値へ改善することに成功しました。

 

自己連続性が高まれば「ぼんやりとした不安」は生まれません。

「未来を今に近づける」

現代人が時間間隔を正す数少ない手段です。