本屋で見つけられなかったのでAmazonで購入しました。

 

心に響いた著者の価値観が載っているページに付箋を付けていったら、

付箋だらけとなってしまいました。

 

【第一章 ハッピーライフの基本とは】

 

週に2日だけ介護の仕事をし、残りの5日は休日。

読書と散歩を趣味にして、月7万円で生活を送る著者の日頃の暮らしが書かれています。

 

その中で「おお…」と思ったところは、

 

「夕食は17時に食べています。

夕食を早く食べてしまうと翌朝の目覚めのスッキリ感がハンパない。

その爽快感の良さのために満腹にしたくない。

お腹が空っぽだと体が軽くて動きやすい。

動物は空きの間にたくさん脂肪を蓄えておき、

お腹を空っぽにして冬眠に入る。

胃の中に未消化の食べ物を入れたまま長い眠りに入るのは命取りになる。

自然に学ぶことはあるかも」

 

→山小屋やテント泊の登山者はまさに理想の朝を迎えているのではないですか?

経験ないですけど。

毎日、朝起きた時に、まだお腹の中に未消化の食べ物が残っているような感覚があります。

まだまだ食べる量が多いという事でしょうか?

或いは食べてから寝るまでの間の時間が短い(3時間)のか?

 

「どんな場面でも当てはまる一番大切なことってなんでしょうか?

それは「どうすれば自分は幸せか?」を、

他の誰でもなく、自分自身が知っていること。」

 

→う~ん、良い言葉ですねぇ。

「幸せ」は人によって違う。他人が決めるものではない。

 

「10年後の良い人生は、

自分が生きている今日の、この1分1秒の小さな取捨選択を1万回、2万回繰り返して

その先にやってくるもの」

 

→その繰り返した選択の末に著者は自分自身が幸せだと思える理想の生活に辿り着きました。

別に著者は隠居生活を勧めているわけではありません。

こんな生き方もある、と、幸せをつかむ一つの可能性として示してくれています。

 

読書って面白い。

全く触れたことの無い価値観を知るって、とても勉強になります。