待望の「山を渡る」第4巻。

今回は夏合宿を前に、高山環境に新人を慣れさせるという目的で鳳凰三山へ。

高山病。生卵を使った山ごはん。雄大な南アルプスの景色…。

 

相変わらず、草場はカッコいいですね。

高山病で体調を崩した加賀について、

金田の「加賀の事だけどよう」という問いかけに対して、

「決めただろ、治っていなければ全員で下りる」と答える草場。

 

2巻でも鎖場に戸惑う新人3人が、

他の登山者に「こんなところでロープ使う?使わないよね、普通」と言われた時、

冷静に「お先にどうぞ」とその登山者をやり過ごし、

「気にしない。その場の雰囲気に流されて行動しないこと。

街では人の同調に流されても何とかなるが、山じゃ取り返しのつかない時がある」と教える草場。

初心者には理想的な先輩です。

 

4巻を読んで、南アルプス・鳳凰三山に無性に行きたくなってしまいました。

でも父親の体調を考えると、2泊は必要な鳳凰三山には暫く行けそうもありません。

この巻で取り上げられている高山病は今のところ、僕とは無縁のようです。

ほぼ1年に1巻ペースの「山を渡る」。

1年後が待ち遠しくてたまらない。

 

昨日、父を定期通院で病院へ連れて行きました。

今回は高血圧と前立腺がんの薬を貰いに行くだけでしたが、

血液検査の結果が僕の肝数値より父親の方が何故か良い!

毎日三食食べ、間食もしているようで、入院時と比べてお腹も出ているのに…。

納得いかない…。

腫瘍マーカーの数字も0。

ゼロ?

そんな事が?

まさかガンが消滅したわけではないでしょうが。

良いことではありますが、なんか不思議な結果でした。

 

ただ、脳出血後遺症による左足の具合については、

昨年と比べて明らかに力が弱くなっています。

「山を渡る」で描かれているように、

テント泊で山へ行き、星空を見上げたいですが、ますます難しい状況です。

憧れるなぁ…。テント泊…。