木曽駒ヶ岳山頂から稜線上を歩くと、

キャンプ場へ戻るルートと、濃ヶ池へ向かうルートの分岐に出ます。

ここから初めての濃ヶ池へ向かう馬の背ルートへ歩を進めます。

八ヶ岳の蓼科山を見ながら、絶景の稜線歩き。

ちょっとした岩場を下りたり、

高度感を感じる稜線を歩いたり。

高所恐怖症の自分にとっては緊張の稜線歩き。

でも、高所恐怖症は短所ではありません。

某漫画の師匠が言っていた。

「恐怖とはセンサーだ。

 恐怖は克服するものではない。

 身を守るためのセンサーだ。

 恐怖を飼いならせ。そうすればお前の短所は武器になる」と…。

来た道を振り返って。

伊那前岳が見えます。

分岐点。濃ヶ池へ。

真っ直ぐ進んで将棋頭山へも行ってみたいですね。

おそらく日帰りで行ける範囲だと思いますので。

標高を下げていきます。

左が宝剣岳。右が中岳。

中間に見える山小屋あたりへ戻ります。

濃ヶ池。

風が無ければ池に逆さ宝剣岳が映る絶景の場所です。

いや、これでも充分に絶景。

歩いて来た稜線。

随分と標高を下げました。

下げた分だけ、また登らないといけません。

 

 

 

 

登山道っぽい道はロープで遮られています。

ここじゃないなら、道はどこ?

え?ここ?Σ(゚Д゚)

よく見ると、右の木の枝に登山道を示すピンクのリボン。

YAMAPでマップを見ても、ここで間違いないようです。

ほぼ川のような沢の道を慎重に石に足を置いて進んでみます。

来た沢を振り返って。

無事に濡れずに抜けることができました。

YAMAPで地図を見なければ立ち往生していました。

 

 

 

 

 

 

濡れた岩で足を滑らせないように慎重に渡ります。

 

沢渡りあり、ハシゴあり、なかなか変化に富んだコースです。

ただ、一度下った後、同じだけ登り返すのは自分の体力では結構、キツイ。

樹林帯を抜けて、宝剣山荘までもう少し…。

 

 

13時18分、ようやく戻って来た~。

チョコを数粒しか食べなかったので、お腹ペコペコ。

「山を渡る」最新4巻で載っていた麻婆春雨丼をやろうと前日に家で練習してみましたが、

思ったほど美味しくは出来なかったので無難にパスタを持ってきました。

ご飯を炊く時間も待っていられない空腹度だったので、今日はこれで正解。

 

食後はコーヒー。

冷たい風が強かったので、ドリップしている間に冷めてしまいます^^;

でも、美味しい。

 

無事に帰りました。

 

 7時32分 ホテル千畳敷、出発

        ニホンザル観察

 8時44分 乗越浄土

 9時 3分 中岳山頂

 9時42分 木曽駒ヶ岳山頂

        ライチョウと戯れる

10時19分 将棋頭山-キャンプ場分岐点

11時13分 将棋頭山-濃ヶ池分岐点

11時30分 濃ヶ池

12時49分 駒飼ノ池

13時18分 宝剣山荘前 昼食

14時14分 乗越浄土

14時53分 ホテル千畳敷前 下山完了。

 

物凄く疲れましたが、ライチョウ親子を間近で見られて幸せな1日でした。