5月30日、八ヶ岳連峰の「にゅう」へ。

朝3時半に起床して4時出発。

8時に白駒池有料駐車場に到着しました。

無料の駐車場もあるようですが、遊歩道等を整備するのにお金はかかりますので、

あえて有料駐車場へ。

無料の方は満車っぽかったですが。

準備やトイレを済ませて出発は8時30分。

まずは整備された木道を歩きます。

トイレは有料で50円です。

苔の森。

 

 

白駒池。

1周ぐるっと回ることが出来ます。

混雑時は反時計回りの一方通行をお願いしていますが、

登山者はこの限りではないようです。

 

白駒池周回コースとニュウへの分岐。

タイトルにも書いた通り、色々な呼び名が看板に書かれていました。

本物どれ?

 

 

 

登山者は少なく、「もののけ姫」を口ずさみながら歩きました。

「コダマ」の指人形を持ってくるつもりが忘れてしまいました。

事前にYouTubeやYAMAPで調べて、

タブレットでYouTubeから「アシタカせっ記」を流しながらスマホで動画を撮影しようと思っていましたが、

ここでは電波が届かず…。

よく考えれば分かりそうなものなのに、現地に来てちょっとガックリしてしまいました。

登山前日にYouTubeで「アシタカせっ記」を探して気付いた動画。

いや、もう、天才…。

感動して言葉が出ませんでした。

涙が出そう。

これを聞きながら苔の森を眺めたかった…。

にう

ニュー

にゆう

本当の名前はどれやねん!

 

 

 

10時30分、ニュウに登頂。

 

 

 

白駒池が見えます。

良い眺めです。

山コーヒーといきたかったですが、強風で断念。

八ヶ岳こけももロールケーキも持ってきていましたが、

時間も登山計画より出発が30分遅れ、

ニュウ到達も計画より1時間遅れとなっていたので、

次の中山へ向かいます。

倒木更新

 

八ヶ岳と言えば苔と岩のようですが、

苔好きにはタマラナイお山ですね。

時間があれば中山峠から黒百合ヒュッテへ行きたかったですが断念。

少し雪が残っているところも。

 

 

八ヶ岳では熊の目撃情報は殆ど見かけませんが、

それでも人とツキノワグマの接触事故は調べれば出てきますので、

念のために熊撃退スプレーは持参。

 

 

中山は樹林帯の中の地味な山頂で、

標識に気付かず、いつの間にか中山展望台まで来てしまいました。

蓼科山と北横岳でしょうか。

中山展望台から高見石小屋まで一気に下りますが、

まだ残雪が結構残っていて、慎重にに下りないと足を滑らせて転びます。

1週間前の情報では500mくらい残雪ありとのことだったので、

軽アイゼンを持っていましたが、アイゼンを使う程ではありません。

岩がゴロゴロで実に歩きにくく、疲れます。

中山→ニュウの反時計回りで登ると相当キツそうです。

 

13時20分、高見石小屋に到着。

高見石小屋と言えば、あげパンが有名ということです。

あげパン(きなこ・ココア)

八ヶ岳産いちごソーダ

「にゅう」「高見石小屋」バッジ。

標高2200m以上で風もあったので、ジッとしているとちょっと寒い。

八ヶ岳産いちごソーダは美味しかったですが、

この日はホットコーヒーにした方がよかったかも…。

高見石小屋にある展望地への岩場。

高所恐怖症の自分にはちょっと怖かった…。

白駒池。

良い景色です。

あとでYouTubeの動画で知ったのですが、

ここに「ヒカリゴケ」があるようです。

高見石小屋から白駒池まで下りて駐車場へ。

15時ちょうどに駐車場に戻りました。

登山計画書には14時下山予定と書いていましたが、

1時間の誤差なら良いでしょう。

ライチョウ保護スクラムプロジェクト・ストックを持参しましたが、

使うことなく登山を終える事が出来ました。

累積標高は520m程度、歩いた距離も7.8㎞でしたが、

中山展望地から高見石小屋までの岩ゴロゴロの道を

ただひたすら下るのが辛かったからか膝がかなり疲れました。

でも、苔むす森の樹林帯はフィトンチッドが充満していそうで、

とても癒されました。

危険個所は無く、初心者向きの良い山です。

ちょっと迷いそうな場所はありましたので、

登山アプリは起動しておいた方が良いでしょう。

朝、もう少し早く駐車場に到着出来れば、ニュウ→天狗岳まで行って帰ってこれるかな。

積雪期も登りたい。

渋の湯から高見石小屋まで2時間。

2月に2回目の北横岳に行った時、

八ヶ岳ロープウェイを乗らずに坪庭まで上った時と同じか。

魅力的。

ヒカリゴケ。事前にこの動画をシッカリと見てから行っていれば…。

縦走してみたいですね。