12月20日の朝、4時30分起床。

食材をザックに詰め込んで出発。

まずは名古屋駅で「特急しなの」長野行きに乗ります。

塩尻駅に到着し、次は「特急あずさ」に乗り換えて富士見駅へ。

富士見駅から無料送迎バスで富士見パノラマリゾートへ。

10分間の乗車ですが換気の為に窓が開けてあるので寒かったです。

ゴンドラに乗り、標高1050mから1780mまで一気に上がります。

木曽駒ヶ岳のロープウェイは何度も乗って慣れましたが、

高いところが苦手なので、初めて乗る場所のゴンドラは怖さがありました。

富士山が綺麗に見えました。

本日のお山、長野県の入笠山登山口に到着です。

ここから山頂まで約60分で到着できる雪山登山の入門的なお山。

自宅から日帰りでそれほど帰宅時間が遅くならない山で、

リスクが低く、気軽に雪山登山体験ができる山として入笠山を選びました。

雪山装備については山岳登山用のスノーシューと4本爪軽アイゼンをもっていましたが、

新たに6本爪軽アイゼンと12本爪のガチな雪山登山用のアイゼンを購入。

今回はスノーシューと6本爪軽アイゼンを持参。

積雪がそれ程でもなく道は踏み固められていた為、

スノーシューはザックの後ろに縛り付け、軽アイゼンを使用しました。

積雪はまだ少ないですね。

入笠湿原。お花畑の季節にも訪れたいです。

 

マナスル山荘を過ぎた先から傾斜が急になる登山道。

岩場コースと迂回コース。

雪山初心者ですからここは…、迷わず岩場コースを選びました。

事前の下調べでこの山の危険ポイントを語るブログやユーチューブの動画は一切ありませんでしたので、

岩場と言っても危険はないだろうとの判断です。

入笠山を選ぶ際に一番参考にした動画はやはり「かほさんの登山日記」。

ちなみにこの記事はかほさんのクリスマスライブ配信を聞きながら書いています。

明日はどこの雪山に上るのか。動画のアップが楽しみです。

案の定、それほどの岩場はなく、

申し訳なさそうにミニ鎖が1箇所ありました。

使わなくても登れますが、折角なので鎖を掴んで登りました。

スタートから約60分で登頂。

標高は1955mです。

途中、ちょっと休憩した時間を省くと、歩いた時間は50分ほどでした。

山頂からは360℃の大パノラマ。

絶景が見られるはずでしたが…。

中央アルプスは…

雲の中。

この日、木曽駒ヶ岳に登っている人は大変そう。

北アルプスは…

雲の中…。

八ケ岳も微妙に雲が被っています。

入笠山だけ晴れている感じで期待していた景色は見られませんでした。

次回に期待です。

本日の山と食欲と私はサケとクルル入りのクリームシチュー。

風の当たらない場所で作ります。

360℃何もない山頂なので、強風時は山ごはんは作れませんね。

【材料】

北海道クリームシチューのルー 2個

熱湯300ml

北海道牛乳 50ml

1分30秒早ゆでクルル

冷凍ブロッコリー

にんじん(直ぐに茹で上がるように小さく切っています)

セブンイレブンで買ってきたパックのサケ

 

氷点下7℃。

水から沸かしたのでは時間がかかりますし、じっとしている時間が長くなると寒いので、

山専ボトルに熱湯を入れて持参しました。

 

冬の山で熱いシチューは美味しかったです。

余った牛乳はホットミルクに。

シェラカップは「山と食欲と私」のコラボ品です。

甲斐駒ヶ岳を見ながら山ごはん。

かっこいい…。

富士山と甲斐駒ヶ岳。

ここで星空を見たら綺麗でしょうね。

あと朝日も美しそう。

もし見ることができたら涙が出るくらい感動しそうです。

下山は迂回ルート。

もっと雪が積もってスノーシューで来れるようになったら迂回コースの方がいいですね。

マナスル山荘。

ビーフシチューが絶品だそうです。

次に来るときは自分で作るのではなく、

ここでビーフシチューを食べてみたいですが、

限定10食となかなかハードルが高いです。

ゴンドラから八ケ岳。

15時の無料送迎バスで富士見駅へ戻りました。

もう少し山を歩きたかったですが、

20時前には帰宅したかったので早めに下山。

慌ただしい山行となりました。

ただ、今後はもう少し山にいる時間を長くして、帰宅を遅くしても大丈夫でしょう。

塩尻駅の信州そば。

美味しかったです。

いつかこの山々に登れる日が来るのだろうか…。

 

いや、無理ですね(苦笑)

 

ただ、新雪若しくは残雪期の標高3000m級の雪山を登るに適した登山靴と12本アイゼン。

そしてハードシェルジャケットなど中級レベル(?)の雪山登山を想定した装備は揃えました。

生と死が隣り合わせの世界と言ってもいいかもしれない雪山。

厳しくも美しい雪山。

冬のアルプスへの憧れと夢は持ちつつも、無理のない雪山選びをしていきたいと思います。