11月1日、岐阜県の蕪山を登ってきました。
自宅から車で2時間20分かかって、到着は7時50分。
この日は午後から曇り予報。
青空が広がっているうちに登ります。
舗装された道を登り始めると直ぐに大きな「株杉」が姿を現しました。
「コダマ」でも存在していそうな木です。
登山口入口。
YAMAPの活動記を見ていると、
蕪山のすぐ近くにある大ゴンニャク・ゴンニャクという山で、
親子のツキノワグマに10m以下の至近距離で遭遇された方がいました。
「無事に下山できますように…」
登山口入口。
自然観察コースと株杉の森の2コースありますが、
もちろん株杉コースを登ります。
蕪山は山ビルが多いようなので「ヒル下がりのジョニー」を持参しましたが、
気温7℃と低かったので使いませんでした。
巨大な株杉がいくつもありました。
その大きさと姿に圧倒されます。
爪を伸ばし切った人の手の平みたいです。
少しホラー感があるかも…。
株杉群を過ぎると普通の杉林になります。
何故こうなった?
岩にペンキで進行方向が書かれていましたが、
一本道なので迷う事はないと思います。
山頂へ向かう道と自然観察道へ向かう道の分岐点。
山頂へ向かうだけではなく、
株杉コースから自然観察コースへの周回することもできます。
「山頂まで2515m」
中途半端な距離の看板です。
でも、この中途半端さが良いですね。
何処が良いのか答えられませんが、とにかく良いです。
杉林から広葉樹の森へ。
途中、ようかんで栄養補給。
袋を切らなくても押すだけでようかんが出てくるので登山にもってこいです。
「コンコンコン」と木を突く音が聞こえてきました。
コゲラです。
何羽も群れでいましたが、枝に阻まれていい写真は1枚も撮れませんでした。
山頂まで残り500m。
このあたりから紅葉が一段と綺麗になってきました。
あと少し。
山頂に着く前に米の給水を開始。
10時16分、蕪山に登頂。
あまり広くない山頂にいた人は途中で追い抜かれた2人のみ。
早起きして良かったです(4時半起床・5時半自宅出発)。
白山
白山アップ
御嶽山
御嶽山アップ
北アルプスの槍ヶ岳。超アップ。
カッコいい山ですね。
ただ頂上までのハシゴは高所恐怖症の自分には…。
今回の山ごはんは、単純にスーパーで売っているマツタケご飯の炊き込みご飯と、
北海道物産展で買ってきた十勝のソーセージ。
岐阜県の山なので、
金華山で買ってきた朴葉焼きみそか、飛騨牛ハンバーグにしたかったですが、
十勝のソーセージの方が消費期限が迫っていましたので。
メスティンでマツタケご飯を炊き、
蒸らしている間にラージメスティンでソーセージを焼きました。
右奥のポコッと丸みを帯びた山が伊吹山(と思います)
頂上は360℃見晴らしのいい絶景の場所でした。
ただ、ユーチューブや他の方のブログ等を見ていると、
夏場は草の丈が長くてあまり見晴らしは良くないようです。
紅葉時期の10月下旬から11月上旬がベストですかね。
新緑の時期も登ってみたいですが、
ヒルの巣窟とも言われていますので少し躊躇してしまいます。
紅葉を見ながらの下山。
3組くらいの方とすれ違いました。
登山の基本は上り優先です。もちろんケースバイケースですけどね。
その中で5名くらいパーティーが上って来たので立ち止まって待っていると、
少し距離があった一番最後の方が待っている自分に気付くと、
「すみません、おばあさんなもので」と言いながら駆けあがってきてしまいました。
「いやいや、走らなくていいですから。ゆっくり登ってきてください💦」
早く立ち止まり過ぎるのも気を使わせてしまってダメということでしょうか。
分岐点まで戻りました。
自然観察道は下調べで見どころなしのようなので、
株杉コースを下ります。
ん?上る時に倒木なんて跨いだっけ…。
きっと跨いだのでしょう。
記憶力の低下が恐ろしい…。
無事に下山しました。
YAMAPの活動期によると、
上り 857m
下り 857m
距離 8.5㎞
上り時間 2時間16分
下り時間 1時間36分
下山後は車で10分ほどの場所にある「名も無き池・通称モネの池」へ。
曇り空で日が差していなかったためか、想像していたほどではありませんでした。
太陽の光が当たればもっと違った印象だったことでしょう。
この池のすぐ近くを車で走っている時にサルが道を横切って走り去っていきました。
野生のサルは初めてみました。
流石に写真を撮ることは出来ませんでした。
ここに来るまでに使う東海環状自動車道は1車線区間が長く、
80㌔~90㌔くらいでマイペースで走りたい自分にとっては
後ろに車がいるとちょっとプレッシャーを感じて嫌でした(苦笑)
積雪期にレンタカーを借りて蕪山を登れるところまで登ってみようかと考えていましたが、
雪の東海環状自動車道を走ることになる可能性を考えると…。














































