スーツを含むクラシックに関して突っ込むと、果てしなくなってしまいますので、別のアプローチで。
皆さんは「クラシック」と言う言葉を聞いて何を連想するでしょうか。
・古い
・堅くるしい
・懐古じみてる
・大人っぽい
・高そう
など、ネガティヴなイメージを持つ人も多いかと思います。
しかしモードが「最先端」ならば本来クラシックと言うのは「最上級」。
ファッション的には一番最後に行き着く先のように言われますが、僕は早ければ早い方が良いと思います。
選び抜かれた素材使いや、縫製、ディティール、学ぶべき事が非常に多く、
その知識やセンスはデイリーウェアにも大きく活かす事ができるからです。
というのも高級メゾンには消費者を馬鹿にしているとしか思えない、チープなクオリティに、アンフェアな価格を付けている商品が氾濫しています。
クラシックを学べば、それらの取捨選択をする事ができ、さらに高いクオリティかつ低価格の商品を(雑誌の力を借りずに)で見つける事も可能。
つまり、「質の高い買い物」ができるようになります。
ファッションに浪費は勉強料です。ですが、その勉強の効率を上げるにはクラシックが最短ルートかと思います。
クラシックを敬遠されている方も、ちらっとで良いので扉をのぞいてみて下さい。もっと洋服が楽しめるはず。
Enjoy Fashion!

