蔵王からのドライブを終えて、車を返却。じゃじゃ麺の昼食でお腹をいっぱいにして…
今年も『仙台クラシックフェスティバル』へ来ました!
まずは
鮫島有美子~武満徹 および日本世界の秋の歌
13時45分~
青年文化センター コンサートホール
ソプラノ:鮫島 有美子
ピアノ:小川 典子
まずは日本の秋の歌。
🎵中田喜直:ちいさい秋みつけた
🎵團伊玖磨:秋の野
🎵福井文彦:かんぴょう
🎵下総かん一:野菊
🎵山田耕作:曼珠沙華
かんぴょうのユニークさ、野菊の美しさは、日本語の美しさとともに、素晴らしい作品ということが伝わる歌唱でした。
次に武満作品。
🎵武満徹:MI YO TA
🎵武満徹:雨の樹 素描(ピアノソロ)
🎵武満徹:うたうだけ
🎵武満徹:見えないこども
最初の曲は、武満の遺作で あとから歌詞がつけられたとのこと。美しさの極み。
ピアノ曲は妙なるハーモニーが素敵。でも現代曲感覚。
次に、海外の秋の曲。
🎵C.Debussy:月の光(ピアノソロ)
🎵フォーレ:月の光
🎵ドイチュ:秋
🎵R.Strauss:万霊節
Debussy以外は初耳みたい。どれも素敵な曲ばかり。小川さんのピアノは絶品でした。
最後は日本に戻って、
🎵小林秀雄:落葉松
曲も歌もピアノも絶品。
間の取り方が私にピッタリでした。
アンコール
🎵山田耕作:赤とんぼ
素敵な編曲。
トンボの飛ぶ様子を見事に描写したピアノが輝いていました。
続いて同じ建物内、2階に上がった
青年文化センター シアターホール
津田 裕也 メンデルスゾーン&ショパンの真髄
D列なのに一番前、ど真ん中なのでピアノの下の席でした。
F.Mendelssohn「無言歌集」から
🎵F.Mendelssohn:岸部にて
🎵F.Mendelssohn:春の歌
🎵F.Mendelssohn:紡ぎ歌
明るく穏やかな曲にうっとり。fが少ないから一番前でも問題なし。
次に
🎵F.Mendelssohn:幻想曲 嬰へ短調「スコットランドソナタ」
美しい第1楽章(部)から魅了されました。素敵な曲に巡り会えてラッキー。
後半はショパンで
🎵ショパン:ノクターン2番 変ホ長調
🎵ショパン:練習曲12番「革命」
🎵ショパン:バラード4番 へ短調
有名な2曲のあと、ショパンの真髄のようなバラード。
アンコール
🎵ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作
私の大好きな曲。
笑顔いっぱいの音楽会になりました。
そして最後は、地下鉄で移動をして
19:時~
イズミティ21 大ホール
指揮:梅田 俊明
仙台フィル
チェロ:長谷川 陽子
🎵P.I.Tchaikovsky:ロココの主題による変奏曲
優雅で美しい演奏スタイル。
オケがちょっぴり一本調子だったのが…
続いて
ピアノ:小山 実稚恵
🎵P.I.Tchaikovsky:ピアノ協奏曲1番 変ロ短調
圧巻。
勇壮かつ繊細でロマンティックで 文句なしっていう名演奏。
2000円の『せんくら』でここまで聴けちゃうかって感じ。
ただ もう少し ピアノに合ったオケの表情が欲しかったというのは 贅沢かな。
8割方入ったホールから 割れんばかりの拍手が響きました。
せんくらは、聴衆と演奏家の近さも いい。
終演後 サイン会があり、今日は 鮫島さん、小川さん、津田君、長谷川さん、小山さん に持参したCDにサインをもらっちゃいました。
また 休憩スペースにいれば、草履履きの松山冴花さん、仙台フィルのメンバーさんとも演奏会前に挨拶が交わせたりと、敷居の低い素敵なフェスティバル。明後日まで楽しみます。