藤城 清治 光と影の世界展:そごう美術館 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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~光と影の芸術~


今日は横浜 そごう美術館へ行ってきました。

『藤城 清治 光と影の世界展』


藤城清治さんは ご存知、日本の影絵の第一人者。私は昔、天気予報のバックで 美しい影絵の動きに集中して、天気予報が上の空になっていたというのが、一番の印象。
そして あの『ケロヨン』の生みの親とも。

その光と影の美しさに魅了されました。
想像以上に大満足です!


特に驚いたのは、影絵の横や上下に鏡を置くことで、無限に続く空間を作り出した時の効果。光の絵が広がる様の素晴らしさは、実際に観ないとわかりません。また 墨汁を加えた水を張り、そこに映る(波を起動させている)見せ方も幻想的でした。

影絵の内容は 童話によるもの(絵本の原版)や、オリジナルの発想によるものまで いろいろ。

私の持っていた絵本の原版を見つけた時は、嬉しかった。大好きな『やまなし』(宮澤賢治)の絵本。原作が「幻燈」ですから、賢治のイメージにぴったり。

すごく幸せなひとときになりました。

帰りに図録を購入したら、なんと 藤城清二さんが来られおり、サイン会が行われていました。図録にとても丁寧なサインをいただきました。
私の宝物がまたひとつ。
ただ今回は 図録とのギャップがかなり大きいです。