フェスタサマーミューザ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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~惑星=まどわす星~


今日は昨日に引き続き ミューザ川崎シンフォニーホールへ。


フェスタサマーミューザ
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ミューザ川崎シンフォニーホール
20時~

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:飯守 泰次郎


座席は舞台真後ろ 正面でした(2000円だよ)。

今日のプログラムは
G.Holst:組曲『惑星』作品32(冥王星つき)

私、今まで 惑星を実演で聴いた記憶がない。
初めて聴いたかもしれない!

昨日のRichard Straussと比較しちゃうのは いけないなぁ~ と わかっていながら、オケの彩りにちょい不満。
旋律とリズムが融合されて切っていないのと、打楽器が美しい彩りを奏でているのに 完全に浮いている。これは私の座席のせい?

でも オーケストラの個々は健闘。
木星の『ジュピターの主題』の弦楽合奏は 素晴らしい音色。昔 定期会員だった頃 好きになった、初夏の湿原を感じさせる、黄緑色の弦の音色が存分に聴けました。

特に良かったのは、金星と土星と海王星。そう、ゆっくりした曲は しっかりと調和して、美しい響きに包まれました。大満足!

速いテンポの曲が どうも イマイチ。
昨日と今日(オケとプログラム)が反対なら良かったかも。

あっ そうそう、『冥王星』初めて聴いたのですが、海王星からアタッカで繋がって 女性合唱も加わる曲。
まあ それなりかな って。
海王星の素晴らしい合唱で終わってもらいたかったです。


ここまでやると、ホルストの最高傑作は『吹奏楽のための第1組曲』と言いたくなってしまいます。

今日は、昨日との比較と、私が小学生から バーンスタインの音盤で親しんだ その比較に「惑わされ」た感もありました。

↑冥王星で使われたクロテイル(Crotale)素敵な音色に癒されました。