チェコ少年合唱団『ボニ・プエリ』:兵庫県立芸術文化センター | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~ちょっぴり早いクリスマス~

今朝はのんびり起きたあと、ちょっぴり遅めの朝食は 千日前まで行って、天丼。久しぶりに行ったら、具が寂しくなっているような…
その後、たこ焼きおやつと、喫茶店パフェ。
お腹を満たしたので、新世界に移動。恒例のスマートボール。今日は1時間で600円。収穫はドロップ1缶。

JR阪急と乗り継ぎ 西宮北口へ。


チェコ少年合唱団『ボニ・プエリ』 

14時~
兵庫県立芸術文化センター


今、日本を回っているこの楽団、来週は都内でも安価で公演があるものの、日本の児童合唱団との共演なので、単独開催の西宮を選択。


プログラムは3部構成
第1部は「チェコとプラハのクラシック」
スメタナとドヴォルザークとW.A.Mozartの作品から7曲。
2曲目に歌った『モルダウ』は突然の日本語でビックリ。中学校の教科書で出てくるものとは歌詞は異なっていました。
また『家路』は静かな響きの美しさが良かったのですが、旋律をなぞるだけのピアノは不要。アカペラでやって欲しかった。
『アヴェ ヴェルム コルプス』と、戴冠ミサから『グローリア』は歌いやすい曲だけあり、充実した合唱が聴けました。

第2部は「チェコとモラビアの民謡」
今日は6曲。
最初は現代チェコの作曲家による民謡。編曲された作品。
その後は楽しいチェコの歌の数々。
このプログラムが私の目的。もう少し聴きたかったって思っているのは、ホールの中では私だけのような雰囲気。

第3部は「世界とチェコのクリスマス」
ハレルヤから始まり、キャロル6曲に、ヴェルディの『金色の翼に乗って』とBeethovenの『喜びの歌』
私の大好きな「金色の…」が聴けて嬉しい。

アンコールでは日本の作品も。

本当に楽しい演奏会でした。

ただ、会場の年齢層がやたら高い。懐かしの日本の歌かと思うような… 子ども連れが数える程。
ママさんコーラスが集合って感じでした。
これに一番驚いたのは、舞台上の合唱団の子どもたちかも。

日本で半月以上にわたる公演、まだ10歳そこそこの子どもは ホームシックにならないのか、こっちが心配してしまう。

この合唱団、変声期前の子がソプラノとアルト、変声期後 25歳くらいまでの青年がテノールのバスを担当。
今回 テノールとバスが各6人と、ソプラノとアルトは10人以上。自然な発声と温かい雰囲気が伝わってくる団体でした。

高音でかすれたり、1パートで歌うと一体感が薄れたり、決して高いレベルではありませんでしたが、 子どもたちが楽しく歌っていたのが印象的でした。

駅に戻ると、六甲山が紅葉と夕日で真っ赤になって、とても綺麗でした。

さぁ 日も落ちてきたことだし… 

夜の部は、明日の日記に書きます。